瑞穂の国・豊葦原水穂国(とよあしはらの みづほのくに)

みちのくの雲を涌かせる青田かな  高資 

みちのくの青田のつづく雲路かな  高資 

みちのくの青田へ天降る雲居かな  高資               

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こんな広い大地が!!そして水の循環。もう田植えが終わっているのですね。稲作が日本の大地の潤いを守り続けたとか・・・精充気壮神明の精は米と青。お米に命はやしなわれ 今日も生かされることに感謝です。 

 五島高資  米それ自体も神ですね!! 

 神とはスピリットのことですか?

 五島高資 対馬では米自体が神です。 

 雷も神成といわれるように・・・? 


http://kamisamagosenzosama.com/071215.html  【お米と日本人】  より

私たちの食卓に欠かせないお米ですが、

「稲」ということばの本来の意味をご存知でしょうか。

「いね」とはもともと「いのちの根」という意味を持つといわれています。

また、稲が育つのに必要不可欠な「泥」ですが、これは

生命の源といわれており、干潟に足を入れるとその生命力により足のキズが

治るともいわれています。

日本の神話で有名な天孫降臨では、

天照大御神様は、孫のニニギノミコトに稲穂を渡して、

これで豊葦原の国(日本)を開拓して暮らしをたてなさいと神勅されています。

このように、稲というのは日本と日本人にとって非常に重要なもので、

お米をつくる生活こそが日本の繁栄に繋がるとお教えになっています。

また、太古から神前にはお米がお供えされています。

※天照大御神様:わが国で最も尊い神様で、国民の総氏神です。

※天孫降臨:天照大御神様の命により孫のニニギノミコトが

天界から九州の高千穂におりたというお話

また、岩戸隠れの神話では、天照大御神様の弟である

スサノオが田畑を荒らしたため天照大御神様は大変お怒りになり、

天の岩屋戸に閉じこもったため、世界は真っ暗になり、

災いが生じはじめたとされていますが、これはお米を食べる割合

が減ったり、減反政策をして水田を減らしてしまった

現代の日本の状態を表しているようです。

今いちど、お米に対する考え方をしっかりと見直して、

もとの瑞々しい日本を取り戻したいものです。

今回は葉室頼昭宮司から教わりました「お米」についてご紹介させて

いただきました。



 五島高資 雷の電気エネルギーで空気中の窒素がイオン化されて植物の栄養になるそうです。 

しめ縄は 稲作信仰のシンボリックな意味を伝えます。ウィキペディアの記事からその象徴性を観ました。 

注連縄(しめなわ)は、神道における神祭具で、糸の字の象形を成す紙垂(しで)をつけた縄をさす。標縄・七五三縄とも表記する。 稲作信仰は神道の根幹をなす一つであり、古くから古神道にも存在し、縄の材料は刈り取って干した稲藁、又は麻であり、稲作文化と関連の深い風習だと考えられる。 巻き方・注連方(しめかた)[編集] 螺旋状に撚り合わせて糸の象形を作る。左綯え(ひだりなえ)は、天上にある太陽の巡行で、火(男性)を表し、右綯えは反時計廻りで、太陽の巡行に逆行し、水(女性)を表している。 男性原理・女性原理、日(火)と水をより合わせた縄が積乱雲であり、紙垂(しで)は稲光を象徴しているといわれます。  

鈴は雷(神成?) 「お参りして神と合一し」「参道・産道を通って、内の神・魂とも合一し」て 鳥居を通って現実世界に還る。参拝することで人々は聖なるエネルギーと共鳴する幸いを得るのでしょうか? 

 洪水は見えねどうねる雲居かな  五島高資 

いかづちの雲に神さぶ室根かな  高資 

 梅雨雲に竜の蜷局や室根山  高資 

 梅天に馬を育む室根かな  高資 

雷の落ちて肚へと響きけり  高資 

 天地を結んで光る霹靂神  高資 

 閃いておろち渦巻く夕立かな  高資 

 根の国へ光渦巻く霹靂神  高資 

つい先ほど俄に掻き曇ったかと思うと激しい夕立が来て、ちょうど宇都宮城の近くにあるビルの避雷針に雷が落ちるところを撮影することが出来ました。現在は、もう霽れてきて夕焼け空が広がっています。まさに驟雨という感じでした。やはり、雷都・宇都宮ですね。

 五島高資  雷は生命発生にも関係しているというミラーの実験がありますね。 

 雷の上に庵るや宇都宮  高資 

 天地を人と結ぶやいなびかり  高資 

雷の落ちし野の風匂いけり  五島高資  

骨寺村荘園交流館(若神子亭)

穭田の尽くるところや男体山  五島高資

天際に雲の湧き立つ稲穂かな  高資

A sea of rice-ears -

huge thunderheads are rising

above the horizon       Takatoshi Goto

暈の環のふた日の映ゆる植田かな  高資

五月田や日は天地に映えにけり  高資

暈の環や双光旭日大植田  高資

ひんがしの代田に日暈彩れり  高資

みちのくの稲穂に遊ぶ雲居かな  高資

山々を浮かべてけぶる青田波  高資

梅雨雲をわけて黄金の朝日かな  高資

冬雲と海をつらぬく日の矢かな 五島高資ー 場所: 玄界灘

春の日や艫解き放つ雲の船  高資

東の海の底より室根まで茜さす日は日の本の日ぞ  蘆東山0


一指李承憲@ILCHIjp

水は常に下に流れます。水は山奥の谷の高みから里へと下ってゆきます。水はいつも世を潤すために、くだる準備ができています。水は世の中の隅々まですべてを潤したあと、水蒸気となり空に昇ります。悟った人とは、水のように生きる人です。

水面なる高天原に田植かな  高資

象二頭青田に憩ふ羽黒山  高資


筑波嶺を浮かべて終はる田植かな  高資


「葦原の水穂の国」とは「葦からスズ鉄が採れる国」という事ともいわれます。

https://www.bioweather.net/column/ikimono/manyo/m0511_2.htm  【葦】

「日本の原風景」という言葉から、あなたは何を想像しますか?

日本書紀や古事記などの日本神話の中では、日本はこのように呼ばれています。

豊葦原水穂国(とよあしはらの みづほのくに)

豊かに葦(あし)が生い茂り、稲が穂を実らせる国という意味です。ここで登場する葦(あし)が、今回の主役、「ヨシ(アシ)」です。ヨシ原と水田が一面に広がるという景観が日本を代表する原風景であったことが想像できますね。

ヨシは様々な古典の中に登場しますが、特に万葉集の中では50首余りもの歌に詠まれています。

我わが聞きし 耳によく似る 葦あしのうれの 足痛やむ我わが背 つとめたぶべし

(石川女郎 万葉集 巻二 一二八)

私が聞いた噂の通りです、葦の先のように弱々しい足を病むあなた、お大事になさって下さいね。

葦あしの根の ねもころ思おもひて 結びてし 玉の緒といはば 人解かめやも

(作者不明 万葉集 巻七 一三二四)

葦の根が絡み合っているように、私たちの仲も強く結ばれていますと言ったら、他の人がその仲を割くようなことがありましょうか。

 ヨシのスラリと伸びた細い茎を傷ついた足に、地下をはりめぐる太い地下茎を男女の関係に見立てています。歌の中では「ヨシ」ではなく「葦(あし)」と呼ばれていますが、あしは「悪し」に通じるとして嫌われ、万葉集以降「ヨシ」とも呼ばれるようになったようです。現在はどちらの呼び名も使われています。

 ヨシ(アシ)は稲と同じイネ科の草本で、高さ1.5~3mにもなります。河川敷や湿地に最も普通に見られます。

  天気の良い秋の日に、川の堤防をのんびり歩くとススキの穂が目につきます。しかし、ススキとヨシ、オギの3種類はとても似ています。もしかしたら、今までススキだと思っていた花が、実はヨシかオギかもしれませんよ。

  ヨシの観察のポイントは堤防よりも川に近い、じめじめしているところです。ススキやオギと見分けられるでしょうか?次回堤防を歩くときは図鑑を片手に挑戦してみてください。

  このようにヨシは気付かぬうちに一度は目にしたことのある植物だと思いますが、ヨシ原の面積は全国的に見て急速に失われつつあります。明治・大正時代に全国で2,111km2 あったヨシ原は、現在では821km2 にまで減少しています。なぜヨシ原は減少しているのでしょうか。

  第一にヨシは平坦で水分が多い場所を好んで生育しますが、そのような立地は開発の影響を受けやすいと考えられます。河川沿いでは堤防の建設、河川敷の利用、湿地では干拓、宅地造成等が挙げられます。

  第二に、人々の生活形態の変化に伴ってヨシが利用されなくなってきたことが考えられます。古くから日本人はヨシの茎を様々に利用してきました。屋根葺き、垣根、よしず、あるいは燃料、肥料、新芽を食用にしたという記録もあります。しかし、現在ではほとんど利用されなくなっています。また、丈夫で良質なヨシを育てるために、春先にヨシ原に火をつけることを「ヨシ焼き」と言います。よしず生産が盛んであった昭和30年代から始まりましたが、それも現在では珍しくなっています。

 一方で最近、ヨシ原の生態系やその貴重性が認められつつあり、ヨシ原の再生が日本各地で試みられています。

 古い時代から受け継がれてきたヨシを愛する日本人のこころを大切にしていきたいものですね。


■参考文献

木村陽二郎 (1991) 図説植物草木名彙辞典 柏書房.

林弥栄 (1989) 山系ハンディ図鑑1 野に咲く花 山と渓谷社.

亀山章・倉本宣・日置佳之 (2005) 自然再生:生態工学的アプローチ ソフトサイエンス社.

桜井善雄 (2005) 水の風景204、205ヨシと日本人の深い縁 雑誌 月刊「水」2005年2月号、3月号 月刊「水」発行所.

佐竹ら校注 (1999) 新日本古典文学大系1 萬葉集一 岩波書店.

佐竹ら校注 (2000) 新日本古典文学大系2 萬葉集二 岩波書店.

枯葦に培うさ丹や伊奈良沼  高資ー 一緒にいる人: 伊奈良沼 場所: 雷電神社

雲を生む伊奈良の沼の藺草かな  高資ー 場所: 雷電神社

コズミックホリステック医療 俳句療法

吾であり・宇宙である☆和して同せず☆競争ではなく共生を☆

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