俳句が生み出しつつある宝は命の発見とこれへの信頼

https://www2.nhk.or.jp/archives/jinbutsu/detail.cgi?das_id=D0009250555_00000 【金子兜太|NHK人物録】より

平成30年2月に亡くなった俳人・金子兜太さん。季語や花鳥諷詠といった伝統的な形式にとらわれず、戦争の悲惨さや社会問題を題材にして自由な俳句の世界を築き、人気を集めた。金子さんは大正8年埼玉県生まれ。旧制高校時代、友人に誘われて句会に参加したのをきっかけに俳句を始める。大学卒業後、海軍中尉として赴任したトラック島で悲惨な消耗戦を体験。復員後は日本銀行で働きながら反戦・平和の句を読み続けた。昭和58年から17年にわたって現代俳句協会の会長を務め、テレビの俳句番組にも数多く出演、俳句の普及に貢献した。平和への祈りを17音に込め魂の自由を詠い続けた98年の生涯だった。

平成30年2月に亡くなった俳人・金子兜太さん。季語や花鳥諷詠といった伝統的な形式にとらわれず、戦争の悲惨さや社会問題を題材にして自由な俳句の...

NHK人物録 | NHKアーカイブス

あの人に会いたい 金子兜太さん

俳句が生み出しつつある宝は命の発見とこれへの信頼

https://blog.goo.ne.jp/kaeru-23/e/52b3c97d924f9413430c69e9fa0f5dd8 【90歳代からの俳句。】 より

今日は「kaeruのおくの細道」として長谷川先生の「市振」の章を紹介する予定でした。ワイコマさんのコメントに「明日を楽しみにしましょう」と言われていまして大変恐縮なのですが、先生のテキストが見当たりません。

机の上にあった筈なのですが、どこかに紛れ込んでしまいました。それがないと手も足も出ませんので、次の機会に(明日探せたら明日にでも)したいと思います。

タイトルは日野原重明先生のお名前を 『ランドセル俳人の五・七・五』 の帯に先生の推薦の言葉を見た時、思ったもので直接には雑誌「俳句」の平成22年9月号に関連します。この写真は同誌の日野原重明先生と俳人・金子兜太氏の対談です。

見出しの「俳句療法」に関するところを対談のなかから紹介します。

金子「私は昨年(平成21年)、90歳になりましたが、先生は卒寿を過ぎてから俳句をはじめられましたね。」

日野原「私は勧められて俳句療法学会の名誉会長となりました。~」

金子「~。俳句をはじめて、何が変わったことはありますか?」

日野原「俳句を作ることは自分を支えになる。生きがいを起こすし、ポジティブになる。いつもならぼやーっと見ているような景色でも、ああ、来月の句会には出さなくちゃならないと思うと、手帳を開いて、ちょちょっとテーマを、音楽でいえばモチーフを三小節くらい書くとか、そういうプロダクティブな気持ちを持って生きるようになる。先ほど音楽療法の話をしましたが、短い俳句の中にも似たような効果があると思います。」

 この対談に関して次の文庫を紹介しておきます。

日野原先生は日本音楽療法学会の理事長で、雑誌の対談の中でもこのようなお話をされています。

「音楽というものが脳に対していろいろな力があることもだんだんわかってきました。 自閉症の子供、あるいは認知症の老人に音楽療法ははっきり効果があるのです。パーキンソンの患者に音楽療法として、ワルツを踊らせると筋肉の緊張がなくなる。 脳に働くホルモンが出るのでしょう。

今、詳しく研究中です。そんなわけで、今まで西洋の音楽や詩が好きだったけれど、ふとしたきっかけでこの歳になって俳句にもタッチをするようになったのです。」

https://www.asahi.com/articles/ASM6D3W12M6DTPJB003.html 【大分)「90歳からの俳句」 大分市の施設で俳句塾】有料会員記事  寿柳聡 より

「90歳からの俳句」と銘打った俳句塾を、大分市松岡の介護老人保健施設「やすらぎ苑」が始めた。俳句好きのデイサービス利用者たちから「本格的に取り組みたい」とリクエストがあり、外部の俳人を講師に招いて月2回ほど活動する。6月のお題は「アジサイ」。早速、季節感ある力作が寄せられた。

 《伝来の土地で色出す七変化》

 8日にあった俳句塾では、98歳の安東マサエさんの句が優秀賞に選ばれた。この日参加した16人のうち10人が90歳以上。事前に出していたお題には、安東さんら8人から15句が寄せられた。

 《梅雨空に可愛く咲いたてまり…

http://nihonnokokoro.hatenablog.com/entry/2018/01/18/125436 【『人生の楽しみ方』3年前90歳の彼女は言った「俳句は短いでいかんわ」って】 より

終活/脳活/高齢者施設様での俳句レクレーション

こんにちは!言葉に出来ない心の世界を言葉にして自己価値を上げる俳句セラピストで心理スタイリストのサチです^^

昨日は毎月定期的にお伺いしている高齢者介護施設様での「女子会みたいな俳句教室」の日でした。今年の「戌年」にちなんで「犬の季語」をご紹介しようと思いましたが、余りに少ないので結局「猫」に^^;

毎回このお教室では宿題を出すのですが、皆さん積極的に俳句を作って来て下さいます。

参加者の最高齢は今年94歳になられる利用者様。私がこちらの施設に伺うようになって丸三年になりますが、第一回目からご参加いただいていて「90の手習い」として参加してくださいました。

シニア層の皆さんが子どもの頃は、俳句ではなく『短歌』を学校で習われていたようで「31文字の短歌は良いけど17音の俳句は難しい…」と、ずっとおっしゃっていました。

それが・・・昨日のお教室で

「もう短歌が長すぎて作れんようになった。俳句は良いわ~17音で短いから」と言われてビックリ(笑)

嬉しかったですね~^^

正確に言えば「嬉しい」と言うよりは「すごいな!」って感じですね。

そして人は何歳からでも変われるし、人生を楽しめるのだ!と思いました。

でもそこには1つ大事なポイントが…それが『好奇心』

「俳句って難しい…」そう言ってやめて行かれる人もいらっしゃいます。

初めから手を出さない方もいらっしゃる…それはそれで全然オッケーなのです^^

大事なのは「難しいからやってみる!」「わからないからやってみる!」

この好奇心だな~と思うし尊敬します!そして好奇心のある人は若い!!!

シニア層の方には「俳句は認知症の進行予防になる。脳活だ!」と思ってオススメしているのですが、俳句は「好奇心」を誘います。今まで見ていたものを、違う見方や捉え方をしてみよう…と言う気になります。だから次々に好奇心が生まれ、新しい発見に脳がトキメキます^^

だから皆さんお若いです。

出逢った3年前と比べても「言語能力に衰え無し」です。とても嬉しいことですね♪

そんな皆さんが作った俳句を一部ですがご紹介

・笑い声残る足音雪の路

・初雪を窓で切り取りうっとりと

・湯たんぽの足より思う吾子の頃

素敵でしょ♪

明日もまた別の施設様での俳句教室。どんな一句に出会えるか楽しみです^^

脳をイキイキ!心ワクワク!俳句レクリエーションも承っております。

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吾であり・宇宙である☆和して同せず☆競争ではなく共生を☆

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