闇とは死?不老不死は光?

徐福の求めた 不老不死の妙薬とは 錆びることのない金のことではないのでしょうか?そして金色の稲穂の実る大地かもしれません。異星人は金を求めて地球にやってきたという説もありますし、さびない金は宝そのものなのでしょうね。


 銹もまた貴く


 ミダス王を連想します。


http://fujimotoyasuhisa.sakura.ne.jp/bunsho/renkinjyututowa.htm  【錬金術とは】

これは偽りのない真実、確実にして、この上なく真正なことである。唯一なるものの奇跡を成し遂げるにあたっては、下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとし。万物が一者から一者の瞑想によって生まれるがごとく、万物はこの唯一なるものから適応によって生じる。

太陽がその父であり、月がその母である。風はそれを己の胎内に運び、大地が育む。

これが全世界の完成の原理である。その力は大地に向けられる時、完全なものとなる。

地上から天上へと昇り、ふたたび地上へと下って、上なるものの力と下なるものの力を取り集めよ。こうして汝は全世界の栄光を手に入れ、すべての暗闇は汝から離れ去るだろう。

火から土を、粗雑なるものから精妙なるものを、ゆっくりと巧みに分離せよ。

これはあらゆる力の中でも最強の力である。なぜなら、それはすべての精妙なものに打ち勝ち、すべての固体に浸透するからである。

世界はそのように創造された。驚くべき適応はこのようにして起こる。こうして私は全世界の哲学の三つの部分を持つがゆえに、ヘルメス・トリスメギストスと呼ばれる。私が太陽の働きについて述べることは、以上である。

堕天使ルシフェルの額から落ちたエメラルドの板に刻まれていたという「エメラルド板」の文章である。西暦千年頃に「エメラルド板」は発見されたというが、もとは四世紀のエジプトにおいてギリシャ語で記されたものが原典になっている。そして、ギリシャ語からアラビア語に、アラビア語からラテン語に、という翻訳を経てから、西洋世界に広く認識されるようになった。錬金術の創始者ヘルメス・トリスメギストスの言葉であることは、文書中に名が出ているとおりである。

 錬金術はいかがわしいもの、と誤解している人がいる。黄金の製法や不老不死の秘薬作りに興味を覚えたとしても、とても本気にはなれないからだ。しかし、化学の起源に錬金術がある功績については軽く扱えないだろう。

 西暦四世紀に、アリストテレスが提唱した四元素説から、鉄を金に生成しようとする方法が試された。西暦八世紀から西暦九世紀頃まで、アラビアにおいて研究されると、西洋世界にも紹介され、最終的に化学の基礎になった。

 さて、問題なのはその程度の認識で終わってしまっていることである。むしろ魔術と科学の分離がなされていなかった、古代や中世の統合された知識体系の方が現代の学問より優れていたのではないか、と気がつく人は少数なのだろうか。細切れに枝分かれした現代の学問に、戦術はあっても戦略がないのは誰しもが思うところである。錬金術に夢をはせることはできても、その一方で到底本気になれないという人たちを本気にさせるには、もう少し古代の知恵に踏み込む必要がありそうだ。

 錬金術師たちは鉛を金に変えたり、不老長寿の妙薬を作り出したりするだけの人々であったのだろうか。否、それは表層にすぎない。

 彼らは西洋人らしい考え方をもとに、唯一絶対の神に造られた人間が、神の秘技を実現することによって、世界のことわりを知ろうとしたのだ。小宇宙を理解することによって大宇宙を解明する、すなわち「エメラルド板」の文章における「下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとし」である。試験管の中で神の奇跡を具現化させることとは、自分の尾をかむ蛇・ウロボロスのように、精神と物質は同じであり、全ては一つ、一つは全てである真実を錬金術師たちが悟っていたことを示している。

 人間という、神から見れば矮小な存在が、神や世界を理解するのは不可能である。しかし、神の手になる被創造物を解き明かすことができれば、いにしえからの哲学者たちの疑問に答えられはしないか。人間はなぜ生きているのか、世界や宇宙とは何なのか、神とは何か。

 個々の錬金術師によって根本思想はさまざまだが、要するに「実践する形而上学」というのが錬金術だ。答えの出ない思考の迷路、哲学的問いを、行動によって究明するのである。

 現代社会に失われてしまった過去の知識を今一度、再考する余地はあるだろう。間違っても、錬金術を単にいかがわしいものとして安直に退けてしまう愚や誤解が、いかに恥ずかしいことであるかは言うまでもない。

参考文献

『錬金術 ――大いなる神秘』 アンドレーア・アロマティコ 著 種村季弘 監修/創元社


神武天皇の道案内は八咫烏

カラスは光物・金が好きですね。

八咫烏は鳳凰、金色のトビ 金鵄(きんし)

http://shinshizo.com/2015/06/%E7%A5%9E%E6%AD%A6%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%A8%E9%87%91%E9%B5%84%EF%BC%88%E3%81%8D%E3%82%93%E3%81%97%EF%BC%89/  【金色のトビ 金鵄(きんし)】

矢堅目· 長崎県 南松浦郡 · ·

鵄の舞ふ雲より秋の夕陽かな 高資

鳳や秋の夕焼雲となる  高資

三足の烏に釣瓶落しかな  高資

指の輪に重ねて秋の入り日かな  高資

 不動岳の方へ沈む夕日

八重雲を道別きに道別く西日かな  高資

逝く夏や日に魁ける八咫烏  高資

くれなゐの零を集めて曼珠沙華  高資


火の鳥の嘆きを連想します。


https://phenix2772.exblog.jp/9843806/  【フェニックスの伝説 Phoenix】


  フェニックスは、永遠の時を生きるという伝説上の鳥である。 不死鳥、もしくは見た目または伝承から火の鳥とも言われる。 世界各地の伝承では、その涙は、癒しを齎し、血を口にすると不老不死の命を授かると云われている。

 元はエジプト神話の霊鳥ベンヌであるとされる。 しかし数百年に一度、自ら香木を積み重ねて火をつけた中に飛び込んで焼死し、その灰の中から再び幼鳥となって現れるという伝説はギリシア・ローマの著述家によってしか伝えられていない。

また、古代のフェニキアの護国の鳥「フェニキアクス」が発祥とも言われる。

タキトゥスによると34年にエジプトに現れたという。

後代のヨーロッパでは、悪魔学によりソロモン72柱の魔神の1柱とされ、グリモワールにも記載された。

その場合は、序列37番の大いなる侯爵とされる。詩作に優れており、話す言葉も自然に詩になるが、人間の姿を取った時は、耳を塞ぎたくなるほど聞き苦しい声で喋るという。一方でキリスト教徒はこの鳥を再生のシンボルとみなし、教会などの装飾に用いた。不死鳥のフェニックスと区別して悪魔のほうのフェニックスをフェネクス(Phenex)と呼ぶ場合もある

◆ヨーロッパの火の鳥

 フェニックスはヨーロッパの伝承に登場する架空の鳥です。大変長い寿命と美しい姿を持ち、日本では不死鳥や火の鳥などの呼び名でも知られます。東洋では鳳凰や朱雀(すざく)になぞらえられ、この鳥が出現することは大変めでたいこととされています。

その肉と血には永遠の生命を授けてくれる効果があると言われ、ゆえに古来よりさまざまな人々がこの鳥を求めました。手塚治虫のライフワークであり名作漫画としても名高い「火の鳥」シリーズは、火の鳥(フェニックス)の血を求めて彷徨う人々の姿を描いた作品です。

この鳥は、死期が近づくと自ら炎の中に飛び込んで己の身を灼くという変わった風習を持っています。しかし、ただ死ぬわけではなく、その灰の中では次世代の生命が息づいています。そして飛べるほど成長すると、天高く舞い上がり、空の彼方へと去っていきます。

◆フェニックスの起源

 この鳥について初めて言及したのは、古代ギリシャの歴史家ヘロドトスと言われています。彼は著書「歴史」の中で、「絵でしか見たことないが」と前置きした上で、めったに現れぬ鳥であること、ヘリオポリス(現在のカイロ郊外)の住民の話によれば500年に1度、父鳥が死んだときにしか飛んでこない鳥であると書き残しています。没薬で卵のようなものを作り、その中に父親の遺骸を入れて、ヘリオス(ギリシャ神話のアポロン)神殿に運ぶのだそうです。

フェニックスの起源については諸説ありますが、古代エジプトのベンヌBennu(朝日の意)という聖鳥に由来するのではないかと考えられています。この鳥は青鷺の頭と鷲の翼を持っていて、全身がまばゆい光に包まれており、毎日誕生と入滅を繰り返すことから、「時の循環」や「死後の復活」を象徴します。

この鳥が、エジプトからギリシャへと伝わった際、下半身や尾など、身体の一部が真っ赤であったことから、ギリシャ語で「ポイニクス」すなわち「真紅の鳥」と呼ばれ、それが「フェニックス」という言葉に転化しました。なお、語源としては他に「フェニキアの鳥」を意味する言葉から来ているという説もあります。

◆博物誌に見るフェニックス

 フェニックスは長い間、その実在が信じられた鳥のひとつであり、さまざまな文献にその生態が記されています。

古代ローマの博物学者プリニウスは、著書「博物誌」の中でこの鳥について触れています。それによれば、フェニックスは世界にたった一匹しか存在せず、いつもはアラビアに棲息しています。

全身は紫色、尾は青くて薔薇色の毛が転々と混じっていて、喉には房が生えています。死期が近づくと桂皮と乳香の小枝で巣を作り、そこに香料を詰めて死ぬまで横たわります。死ぬと身体が腐敗し、骨と髄にウジがわきますが、そのウジが鳥の形に成長してやがて次世代のフェニックスとなるのです。

この「ウジが新たなフェニックスになる」という話は、意外にもけっこう支持されたようで、3世紀の神学者・聖クレメンスも同様の話を残しています。彼の話では、フェニックスは死期が近づくと、没薬や香料を集めて自分の「棺」を作り、その中に閉じこもって死を迎え、その死体に湧いた虫が死体を糧として成長し、新たなフェニックスになるのだそうです。

フェニックスを実際に見たという記録もいくつか残っていて、タキトゥスは西暦34年、ティベリウス帝の時にフェニックスが現れたと述べていますし、同じく博物学者のソリヌスも「ローマ建国800年」(西暦47年ごろ)にやはりこの鳥が出現したという記録を残しています。とある皇帝は「フェニックスの肉を食した」なんて言われておりますが、恐らく実在する極楽鳥の肉であっただろうと言われています。

◆炎とフェニックス

 フェニックスと言えば、手塚治虫の「火の鳥」シリーズにも見られるように、自らの身体を灼いて復活するというイメージがあります。こうした姿を最初に伝えたのは、古代ローマの地理学者ポンポニウス・メラです。彼は著書「地誌」の中で、香料を積み上げて薪を作り、その中で炎を灼くフェニックスの姿を伝えています。身体は当然ボロボロに分解されますが、その中の液体が凝固して、それが新しいフェニックスへと成長します。

中世に書かれた「フィシオロゴス(動物寓意譚)」は、こうした自殺説と古代の死体のウジ説を折衷させて、独自の説を展開しています。それによれば、この鳥は500年に1度、レバノン杉の方へと飛び去り、芳香を羽へ一杯に含んでヘリオポリス(現在のカイロ郊外)の神殿にやって来ます。そして、祭壇に自らの身を横たえると、炎に自らの身体を委せ、その身体を焼き尽くします。

その死体には一匹の虫が取り付きますが、2日目にはもう羽が生えて、3日目にはもう死ぬ前とまったく同じようなフェニックスの姿へと成長します。そして、世話をしてくれた神官にうやうやしく一礼し、再び天空へと飛び去るのだそうです。

◆フェニックスの寿命

 フェニックスは非常に長い寿命を持ちます。「不死」は言い過ぎとしても、古代ローマの地理学者メラは500年生きると考えましたし、博物学者のプリニウスやソリヌスは540年、哲学者のタキトゥスは1シリウス周期(1461年)、詩人マニリウスは何と1プラトン年(太陽・月と水星・金星・火星・木星・土星の五惑星が元の場所に戻る時間、12994年)と考えており、どれを採用しても恐ろしい長命であることに変わりはありません。

彼らが登場する時は何らかの出来事が起こる時でもあり、実際にフェニックスが現れたときは、鳥が皆、うっとりとしてその後をつけていったと言います。このような、出現が何かの予兆であるとする考え方は、東洋の麒麟(きりん)にも見られる考え方でもあります。

◆フェニックスの好物

 フェニックスの生態は、その誕生にまつわるエピソードを除けば、よく分かっていないのが実情です。どんなものを食べているのかについても、フェニックスだから普通のものは食べないだろうという点では共通するものの、言う人言う人によってバラバラで、今なお結論は出ていません。

古代ローマの詩人オウィディウスは、フェニックスの食物について、普通の果実や草は決して食べず、乳香や茗荷(ミョウガ)の汁のみを口にすると述べています。また、同じく古代ローマの詩人クラウディアーヌスは「太陽の熱を食べ、テティスの風を飲み、清らかな水蒸気から滋養を得ている」と考えました。

ロシアの民話では、フェニックスの好物は「トウモロコシと黄金のリンゴ」です。ゆえに、この鳥を捕らえるときにはこの2つを用意するのが良いとされています。

◆フェニックスの象徴とするもの

 フェニックスは非常に多くの寓意を含んでいます。その生態から復活と再生を象徴し、また定期的に死と生を繰り返すというところから「太陽」そのものを表わすこともあります。キリスト教では、火に入り自殺を行うという習性から自己犠牲と受難を、錬金術では形を変えて復活するというところから「完全な変成」と男らしさ、太陽、火、空気、赤石を象徴するものと考えました。

イギリスでは、あらゆる艱難辛苦(かんなんしんく)をものともせず、世界中にその覇を唱えたエリザベス1世女王のメダルに、ラテン語で「全世界唯一の不死鳥」を意味するSola phoeix omnis mundi」という言葉が彫られたことがあります。民話に登場するフェニックスの羽は、まるで炎をともすように輝き、それを手にした者はフェニックスを追いかける運命を与えられるとも言われています。

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「エジプトの伝説の鳥」(Phoenix Bird)

  フェニクスとも。これらは英語読みでギリシャ(ヘレネス)語ではポイニクス、「深紅の鳥」の意だという。 。日本語では不死鳥、火の鳥ともいわれる。時に「鳳凰」と同一視されることも。エジプトのベヌ、ベンヌ鳥(灰色のアオサギ)の伝説が古代ギリシャ、ヨーロッパで変形したものであるようだ。

古代エジプトに関する著書を持つアドルフ・エルマン はヘリオポリスの神話、五十年祭、あるいは時の長い循環の神だという。ヘロドトスの記述(「歴史」第二巻73)では、姿を絵で見たことしかないと述べ、羽毛は金色の部分と赤い部分があり、姿や大きさは鷲に似るという。

ヘリオポリスの住人の話では500年に一度、父鳥が死ぬとやってくるという。運べる重さの没薬の卵をつくり、中をくりぬいて亡骸をいれ、隙間にまた没薬をいれ卵の重み同じになると封して太陽神の神殿に運ぶという。

ヘロドトスの記述の500年後、タキトゥスとプリニウスの記述がある。タキトゥスは古代文献は曖昧だといい、一説ではあらわれるのは1461年の間隔(年代記6巻28)だという。プリニウスは、ローマの元老院議員で博識のマリニウスによると、フェニックスの寿命はプラトン年に一致するという(十巻2)。

ブラトン年、太陽、月、五惑星がはじめの位置へもどる周期で、タキトゥスの弁論家論では12994年と計算、歴史は細部までくりかえすと考えられた。フェニクスはこのイメージにあてはめられたようだ。あるいは5,600年に一度、自ら香木を積み上げて火を燃やし、その中で身を焼き炎の中から幼鳥となって蘇るとも。

またはカシア柱の皮と良い香りのする樹の小枝を集めて巣を作り、それを様々な香料で満たし身を横たえて死ぬ。死んだ骨から小さな虫が現れ、鳥の姿となって亡骸を巣ごとパンカイア近くの太陽市の祭壇に運ぶ。この虫が変じた鳥が新たなフェニックスになるという。

またクラウディウス皇帝の監査官時代にローマに運ばれて一般公開されたという。編年史にも記されているという。

魔術文献では鳥、木、デーモンの3種類で語られる。ソロモンの72の悪魔のひとつにもなっている。この場合のフェニックスは美しい鳥の姿で現れ、耳に快い声をしているという。詩と文芸を専門とするという。コラン・ド・ブランシーの「地獄の辞典」では地獄の大侯爵で20の軍団を従える。姿はフェニックスのそれで子供の声で話すという。

1000年後には座天使の第七階級に戻ることを期待している。あらゆる学問について韻文で答える優れた詩人。エクソシストの前に現れる時は旋律的な声の響きだが、人間に化けるよう頼む時は耳をふさがなくてはならない。

コズミックホリステック医療 俳句療法

吾であり・宇宙である☆和して同せず☆競争ではなく共生を☆

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