三里のつぼに灸をすえて旅支度をはじめる

今瀬剛一先生より、ご著書『芭蕉体験 去来抄をよむ』(角川書店)を賜りました。まず心よりご上梓のお祝いとご恵贈の御礼を申し上げます。「芭蕉を現代に生かす」というお考えに大賛成です。実作者としての体験を通してこその説得力が感じられます。多くの方々にお読み頂きたい時宜を得た好著と存じます。深謝まで!!


https://www.tau.ac.jp/future/acupuncture/history.html 【鍼灸の歴史】 に「江戸期の『奥の細 道』(松尾芭蕉)でも養生の一環として足の三里へのお灸が紹介されています。」とあります。


https://www.tbsradio.jp/476811  【コロナに負けない体づくり!免疫力アップのツボ】

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、目白鍼灸院・院長の柳本真弓先生に、『コロナに負けない体づくり!免疫力アップのツボ』と題して伺いました。

■呼吸器系の不調■

*東洋医学で言う「肺」は、西洋医学で言う「臓器としての肺」よりも大きな概念で、外側と内側を分ける防衛システムの最前線という考え方を取ります。

*東洋医学では、身体をめぐる要素を「気血水」という言葉で表します。これら3つの要素が体内をうまくめぐることによって、健康が維持されています。

*防御システムである「肺」は、「気」とのかかわり合いが深いものです。

*気にはいろいろな作用があって、血液などを全身に運ぶ作用、体温を維持する作用、体液が外に漏れないようにとどめる作用、水分の代謝作用などがあります。

*病気の侵入を防いだり、侵入した場合は戦って追い出す作用も大切な作用です。

■気は「食べ物」「呼吸で取り込んだ空気」からなる■

*気が充実していれば体が元気で、病気にかかりにくく、たとえかかったとしても早く治りやすいといえます。

*気というものは何からできるかというと、「食べ物」「呼吸で取り込んだ空気」でできています。

*何を食べるかと同時に、食べたものを吸収して強い身体を作る力が大切なのです。ですので、胃腸を整えて強くすることが重要と考えます。

*深呼吸も大切です。呼吸は自分でコントロールできますし、呼吸筋が弱っていたり、硬くなっていると深く呼吸はできません。

■免疫力を上げるツボ■

*胃腸を強くするツボ、呼吸筋を強くするツボを紹介したい。

①足三里(あしさんり)

*まずは、メジャーなひとつである「足三里」について紹介したいと思います。

*松尾芭蕉の「奥の細道」にも出てくるくらい有名なツボで、芭蕉も「足三里」に灸をすえて、陸奥を旅したといいます。

*足三里の位置ですが、向こうずねの外側、太い骨にそった位置にあります。ひざの皿の下にある、外側のくぼみから指4本分下がったあたりです。

*消化器系の弱い人にオススメで、鼻の病にも効くと言われています。

*できればお灸してもらいたいですが、無理ならマッサージでもいいです。

②尺沢(しゃくたく)

*続いては、咳や痰、咽頭部の痛みなどの呼吸器症状に効果的な「尺沢」というツボ。

*肘前面のすじ上にあり、肘を曲げることで緊張する筋肉の腱のすぐ外側にあります。

*乾布摩擦的に行うようであれば、肘をパンパンと叩くのもいいです。赤みがほんのり出るくらい、叩くとよいです。もちろんマッサージしてもいいです。

③大包(だいほう)

*最後は、「大包」というツボです。脇の下からまっすぐ下におろした線上にあり、ちょうど肋骨が終わるところと、脇の下の中間くらいにあります。

*ここを伸ばしたり、さすったりすることで、深い呼吸の手助けをしてくれる。

*呼吸筋のストレッチとしてオススメ。頭の上に両手を置くか後頭部に両手を置いて、大包あたりを意識しながら片方に体を傾けつつ伸ばします。


Facebook・小早川 智さん投稿記事

新型コロナで死亡率0%の驚異の治療法は4つ

(1)「コルチゾン」+高濃度ビタミンC+抗凝血剤

(2)「イベルメクチン」+「ドキシサイクリン」

(3)「ヒドロキシクロロキン」+「アジスロマイシン」+亜鉛サプリ

(4)ビタミンDと日光浴☀️で、ウイルス退散!(^-^)/

https://justthenews.com/politics-policy/coronavirus/hydroxychloroquine-plus-azithromycin?fbclid=IwAR0EcWKy2clFJxIuL_hN3_kRcNvgRYo5uyXyMP_LHnUx0udmOmbm0pEBJDM#.XtITZQVqhLs.twitter


https://t.co/9KgKsFaJ4 【もっと太陽の光を浴びましょう : カナダの研究で「太陽の紫外線は腸内細菌環境に極めて良い状態を与える」ことが判明。難病の治療にも応用できる可能性】より

紫外線と腸内細菌の関係が判明

腸内細菌環境と健康に関しては、いろいろ記事にさせていたただくことが多いですが、先日、カナダの超名門であるブリティッシュコロンビア大学の研究で、

「太陽の紫外線が、腸内細菌の環境を変化させていることがわかった」

ということが書かれている記事を読みました。

この「変化」というのは、「良好に変化させる」ということなのですが、紫外線Aと紫外線Bのうちの、紫外線Bにその効果があることがわかったのですが、もちろん私たちが太陽に当たる時は、「紫外線Aと紫外線Bをわけて当たる」というようなことはできませんので、つまり

「太陽光に当たることにより、腸内細菌環境は良くなる」

という考え方でよろしいのだと思います。

「おもしろいな」と思います。

以前、紀元前の医師であるヒポクラテスが、「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」というようなことを言っていたことについて、以下の記事で取りあげたことがありますけれど、「自然の筆頭存在のひとつが太陽」ですしね。

この太陽の光にあたることで、私たち人間の「腸内環境が良くなる」というのです。これは結局、難しく考えることでもなく、

「散歩でも外でボーッとしているだけでも、太陽に当たるだけで健康増進になる」

ということでもありそうです。

人間の社会は、時代と共に、どんどん太陽があたらない生活になってきまして、そして現在の社会は、ある意味で究極的な「太陽を避けている時代」ともいえますが、あまりいい社会形態ではないのかもしれないですね。

あと、夜型の生活というのも、あまり良くないかもしれないですね。

過度に太陽に当たることは良くなくても、適度に当たることは大変に体にいいことが判明したという次第です。

ここから記事です。

How the Sun Alters Gut Microbiome: Skin UV Exposure Reflected in Poop

ineffableisland.com 2019/10/24

太陽の光がどのように腸内微生物叢を変えるのかが判明 : 皮膚への紫外線の暴露の結果は便に出る

太陽はあなたを「体の内側から輝かせる」ということは真実であるということが研究で示された。

体が太陽光を栄養のように自己吸収しているというのではなく、太陽光の紫外線に大腸の腸内細菌環境を変える効果があることがわかったのだ。。

研究者は以下のように述べる。

「最近、多発性硬化症(MS)や炎症性腸疾患(IBD)など特発性の免疫および炎症性疾患が世界的に増加しています。これは、ライフスタイルと環境の西洋化に基づく変化と関連していると考えられます」

今回の研究は、UVB (紫外線B波)への皮膚曝露がヒトの腸内微生物叢を変えることを示す最初の研究だ。 科学誌フロンティア・イン・マイクロバイオロジー(Frontiers in Microbiology)で発表されたこの研究は、ビタミンDが、腸内環境の変化を媒介することを示唆している。これは、紫外線治療における、多発性硬化症や炎症性腸疾患などの炎症性疾患における紫外線B波の保護効果の説明にもなるものだ。

この結果からは、太陽の光への曝露、ビタミンDレベル、腸内細菌の分布状況は、それぞれ多発性硬化症や炎症性腸疾患のような炎症状態のリスクと関連していることを示す。このことから、科学者たちは、この太陽光、ビタミンD、腸内細菌の3つは連鎖的に関連していると考えている。

日光の UVB への曝露は、皮膚のビタミンD産生を促進することでよく知られており、そして、最近の研究では、ビタミンDがヒトの腸内微生物叢を変えることを示唆している。

しかし、この UVB がビタミンDの生産を介して腸内微生物叢の変化を引き起こすことは、これまでげっ歯類(マウス)の研究でのみ示されていた。

今回の新しい臨床研究で、研究者たちは、ヒトの腸内微生物叢に対する皮膚への UVB 曝露の影響を初めて試験した。

健康な女性ボランティアたちに、1週間に 3回の全身 UVB 曝露セッションが与えられた。治療の前後には、腸内細菌の分析のために便サンプルが採取された。また、ビタミンDレベルの血液サンプルも採取した。

その結果、皮膚の UVB 暴露の後に、腸内微生物の多様性が大幅に増加したことが確認された。

研究を率いたカナダのブリティッシュコロンビア大学のブルース・バランス教授 (Prof. Bruce Vallance)は、以下のように言う。

「 UVB 曝露の前、研究に参加した女性たちは、通常のビタミンDサプリメントを摂取している女性たちよりも、腸内微生物叢に多様性があり、バランスも優れていました。それが、 UVB への曝露により、微生物叢の豊かさと均一性がさらに高まったのです」

UVB 紫外線に曝露後に見られた最大の変化は、ラクノスピラ科の腸内細菌の相対量の増加だった。

「以前の研究では、ラクノスピラ科の腸内細菌の豊富さは、その人のビタミンDの状態と関連づけられました。私たちの今回の研究でも、UVB 暴露後には、血中のビタミンDレベルの増加との相関関係を発見しました」

これは、ビタミンDが UVB による腸内微生物叢の変化を部分的に媒介することを示している。

また、この研究結果は、UVB 曝露後の、腸内細菌フィルミキューテスの増加や、バクテロイデスの減少など、UVBを使用したマウスの研究との一致も示した。

バランス教授は以下のように言う。

「この研究では、UVB 光が、おそらくビタミンDの合成を通じて、ヒトの腸内微生物叢の組成を調節できるという刺激的な新しいデータを示しています」

「 UVB 光への曝露は、最初は皮膚の免疫系を何らかの形で変化させ、次に全身的に変化させる可能性があり、これが腸内環境が異なる細菌にとって、非常に好ましい状態へと影響するのです」

「この研究の結果は、UVB 光線療法を受けている人々に影響を与え、多発性硬化症や炎症性腸疾患のような炎症性疾患における UVB 光曝露の保護的役割に寄与する可能性のある新しい皮膚と腸との関係を特定しています」


「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」by ヒポクラテス


Facebook・矢加部 幸彦さん投稿記事

六月は、夏越の大祓祭が。疫病の流行るこの時期、無事に夏を越せるようにと、国家的行事の祈り。茅の薬効や、生命力にあやかり、各神社では茅の輪が設けられます。

大祓えして、これからを乗り切ってまいりましょう。




コズミックホリステック医療 俳句療法

吾であり・宇宙である☆和して同せず☆競争ではなく共生を☆

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