https://news.yahoo.co.jp/articles/6c742f7f8458af86ddc61a05007310bcbdd17e7f
【ウィルスから体を守る! アーユルヴェーダ式「新型コロナウイルス予防対策」】
2/29(土) より
インドには厚労省とAYUSH省が存在するのをご存知ですか? アーユルヴェーダ、ヨガ、ナチュロパシー、ユナニ(イスラム医学)、シッダ(タミル医学)、ホメオパシーの自然医学からなるAYUSH省。それにより日本のように西洋医学だけの医療制度だけでなく、不調の種類によって治療の方法を選択できるのです。そこで、AYUSH省が発表した、アーユルヴェーダでコロナウィルスの予防法から、実践しやすいものをご紹介。
コロナ予防その1 トリカトゥとバジルのスパイスティーを飲む
トリカトゥは、「薬に頼らず花粉症を撃退するアーユルヴェーダ式5つの方法」でも紹介した3種のスパイスミックス。
トリ=3つ カトゥ=辛い という意味で、
ジンジャー、ブラックペッパー、ピッパリーという3つの辛いスパイスを混ぜて作ります。
体内から活性化して、免疫もアップ。毒だし効果も抜群なので、花粉症はもちろん、風邪やコロナ予防にも。
さらに殺菌効果、若返り効果がパワフルなバジルを使ったお茶は、刺激がありながらも飲みやすい味。
〔作り方〕
水1Lにトリカトゥ5gとバジル(乾燥したものでも良い)を3枚ほど入れ、500mlになるまで煮詰める。
ボトルに保存して、1日かけて少しずつ飲む。
コロナ予防その2 オイルを点鼻する
朝に、太白ごま油、またはアヌタイラを2滴点鼻する。
太白ごま油は無色透明なごま油。スーパーなどでも手に入ります。
匂いもないのでとても使いやすく、カラダを温め、抗酸化作用も高いのでアンチエイジング効果にも期待大。
アヌタイラはこれも花粉症撃退法においても紹介したオイル。
鼻に垂らして喉に回し、吐くという行為で鼻づまりがスキッと治るほか、片頭痛にもおすすめ。さらに今回のコロナ予防にも推奨された素晴らしいオイルです。
粘膜やカラダの穴は、いつもしっかりを潤っていることが大切。
カサカサと水分がない状態は、菌が入りやすいのです。
鼻に2滴点鼻、または擦り込んだら、耳の穴にも指や綿棒でクルクルっとオイルを馴染ませて。
コロナ予防その3 なにより健康的なライフスタイルが大切
そして「健康的な食事とライフスタイルの実践を通して、免疫システムを強化すること」をAYUSH省はすすめています。
おすすめのスパイスティーやオイルを味方につけたら、まずはバランスのとれた食事に適度な運動、そして早寝早起きをできる限り実践して、コロナはもちろん、ストレスも寄せつけない生活を目指してみましょう。
https://www.ichibanlife.jp/news/353 【新型コロナウイルス感染症対策に関する提言:ハーブ、緑茶の推奨】 より 2020/05/10
昨今、新型コロナウイルス治療薬への関心が高まっています。アーユルヴェーダ研究者の立場からその対応策を考察します。西洋医学では、おもに二種類の抗ウイルス薬が古くから使われています。一つはウイルスゲノム(DNAまたはRNA)の合成を阻害する核酸アナログ(代表例:インフルエンザ治療薬アビガンとエボラ治療薬レムデシビル)、もう一つはウイルス構成タンパク質の前駆体を切断するプロテアーゼ阻害剤(代表例:エイズ治療薬カレトラ)です。ただし、これらの効果は限定的であり、副作用があります。RNAワクチンもよく用いられますが、製造と評価にはまだ時間がかかります。
東洋医学(アーユルヴェーダや中医学)では、抗ウイルス用ハーブ製剤が多数考案され、豊富な治療実績と研究データが蓄積しています。ただし、これらの事実は日本の医療関係者にはよく知られていないようです。欧米では日本より東洋医学の理解が広がっています。新型コロナに感染したチャールズ皇太子は、アーユルヴェーダで事なきを得ました。アーユルヴェーダのハーブ製剤は、ウイルスの細胞への感染から遊離に至る各段階を阻害します。また、免疫機能の増強や調和に作用し、健全なウイルス防御機構の獲得を助けます。多くの種類のウイルスに効果があり、副作用が少ないという利点もあります。
最近、新型コロナウイルスの病状に関して一定の評価が得られました。軽症者が多い反面、一部の患者に急性呼吸器不全が見られます。ただし、重症肺炎を誘発する特異抗原と特異体質はまだ特定されていません。致死的な呼吸器不全とは、インフラマソーム依存および非依存的な炎症誘導因子の過剰な分泌(サイトカインスーム)、炎症性のプログラム細胞死(パイロトーシス)の誘発、肺胞および毛細血管の破壊、呼吸困難の発症と続く一連の生理反応とされています。ただし、炎症性細胞死は炎症臓器一般にみられる現象です。毎年、肺炎球菌、インフルエンザウイルス、マイコプラズマ等によって重症肺炎が発生しています。急激な重症肺炎を抑制すれば、新型コロナは怖れる必要はありません。マスメディアの非科学的かつ無責任な論調に惑わされることなく、冷静な科学的な判断が求められます。アーユルヴェーダの真髄は、科学的態度の維持と継承です。
インドの「AYUSH省(伝統医学省)」は新型コロナに対処するハーブ製剤をいくつか推奨し、国民に提供しています(代表例を下記に示す)。我々もバングラデシュの伝統医学財団「Ayurved and Unani Foundation of Bangladesh」と提携し、いくつかの有力なハーブレシピを紹介しています。また、ラサーヤナ製剤(健康長寿飲料)は最高の抗ウイルス剤と位置づけられています。日本においても、ハーブ製剤の普及は急務であります。アーユルヴェーダの抗ウイルスレシピを分析すると、タンニンを含むことがわかりました。我々は、アーユルヴェーダの代表的な素材であるアムラ果実の主要有効成分が、タンニンであることを同定しています(特許出願中)。同じく有名なボヘラやハリタキも良質のタンニンを豊富に含みます。
タンニンとは多数のフェノール性水酸基をもつ没食子酸誘導体のことです。古くから皮のなめしに使われてきたので、この名が付きました。構造的には、没食子酸やエラグ酸などの芳香族化合物とグルコースなどがエステル結合した加水分解性タンニンとフラバノール骨格をもつ化合物が重合した縮合型タンニンの二種類に分類されます。タンパク質などの高分子に結合しやすく、多彩な生理作用を発揮します。動物および細胞レベルで抗炎症作用や抗酸化作用が実証されています。これらの作用が細胞炎症死の抑制や健全な免疫獲得に有利に働くと考えられています。
タンニンはハーブ以外に、緑茶にも豊富に含まれています。緑茶タンニンの主成分はエピガロカテキンとその誘導体であり、縮合型タンニンと加水分解性タンニンの重合体です。これらは紅茶には含まれていません。また、コーヒーはタンニンを豊富に含むとされていますが、これはクロロゲン酸というタンニンとは異なる物質です。上記のように、アーユルヴェーダ製剤の利用が最も有効ですが、国際物流が停滞している現状においては、入手が非常に困難となっています。そこで、代替品として緑茶を推奨します。毎日、朝昼晩の3杯以上飲むことを推奨します。ちなみに、緑茶の摂取量が多いアジア各国、とくに摂取量の多い県/州では、新型コロナの死亡者が極端に少なくなっています。
<参考文献>
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Vilhelmova-Ilieva N, Galabov NS, Mileva M. Tannins as Antiviral Agents, Tannins-Structural Properties, Biological Properties and Current Knowledge. Alfredo Aires, IntechOpen. 2019 doi: 10.5772/intechopen.86490.
Erdèlyi K, Kiss A, Bakondi E, Bai P, Szabó C, Gergely P, Erdödi PF, Virág L. Gallotannin Inhibits the Expression of Chemokines and Inflammatory Cytokines in A549 Cells. Molecular Pharmacology. 2005, 68: 895-904.
Takauji Y, Miki K, Mita J, Hossain MN, Yamauchi M, Kioi M, Ayusawa D, Fujii M. Triphala, a formulation of traditional Ayurvedic medicine, shows protective effect against X-radiation in HeLa cells. J Biosci. 2016, 41: 569-575.
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Yamakami Y, Morino K, Takauji Y, Kasukabe R, Miki K, Hossain MN, Ayusawa D, Fujii M. Extract of Emblica officinalis enhances the growth of human keratinocytes in culture. J Integr Med. 2019, 17: 141-146.
Yamada N, Miki K, Yamaguchi Y, Takauji Y, Yamakami Y, Hossain MN, Ayusawa D, Fujii M. Extract of Plumbago zeylanica enhances the growth of hair follicle dermal papilla cells with down-regulation of 5α-reductase type II. J Cosmet Dermatol. 2020 doi: 10.1111/jocd.13355.
鮎澤 大:不老長寿の科学. 2020サンガ出版
<インドAYUSH省の推薦レシピ>
趣旨: AYUSH省(Ministry of Ayurveda, Yoga & Naturopathy, Unani, Siddha and Homoeopathy)はCOVID-19の拡大に対処するために、国民に対してアーユルヴェーダの簡単なハーブレシピを推奨しました。インド首相は国民向けの演説(2020年4月14日)や州政府への通達(2020年4月24日)を通してこのレシピを紹介しました。この薬品名は、Ayush Kwath、Ayush Kudineer、Ayush Joshandaなどと呼ばれ、免疫機能の増強等を目的とする煎じ薬または飲料のことです。AYUSHは市井の製造業者に製造許可を与えるよう州政府に要請しています。
組成表: No. 一般名称 学名 部位 配合比
1 ホーリーバジル Ocimum sanctum 葉 4
2 シナモン Cinnamomum zeylanicum 樹皮 2
3 ショウガ Zingiber officinale 根茎 2
4 黒コショウ Piper nigrum 果実 1
飲み方:各植物乾燥体から粗挽きの粉末を作成します。上記配合比で混合し、ティーバッグ等の袋に3gずつ封入します。これを150mlの熱水で抽出し、毎日1-2回摂取します。飲みやすくするために、ヤシ糖、レーズン、レモンジュース等を加えることも可能です。
https://www.kenko-media.com/health_idst/archives/14032 【特集【アーユルヴェーダ】予防・治療中心に世界規模でアーユルヴェーダ産業拡大】2020/5/22 特集 アーユルヴェーダ, インド, 新型コロナウイルス
■コロナ拡大、伝統医療からの抑制
新型コロナ感染拡大が世界規模で進む中、インド政府AYUSH省と世界保健機構(WHO)は2 月、『アーユルヴェーダ医療における診断及び用語国際閣僚級会議2020』をニューデリーで共同開催、日本を含む16ヵ国の代表が参加した。WHO国際疾病分類第11版(ICD-11)の伝統医療診断について、その実行や追加項目の策定などを各国に働きかるのが狙い。今後の伝統医療の促進と発展に向け、参加国の意思を表明した『伝統医療の診断データ収集及び分類に関するニューデリー宣言』を採択して閉幕した。インド政府は、アーユルヴェーダを“予防と治療で活用できる比類なき伝統医学の遺産”と位置付け、専門に管轄するAYUSH省を通じて、伝統的な健康管理体系の国際振興に注力。インドでは、ヒマラヤ地方や海岸地域、砂漠、熱帯雨林の生態系において、6,600種類のハーブを確認。健康産業の根幹をなす伝統医学として活用しており、国外向けでは中国やマレーシア、ハンガリーなどと「伝統医療分野における協力」で締結し、国際交流プログラムやセミナー、ワークショップを展開。セルビアやネパール、スリランカ、メキシコなどとも交流が進行している。
■神奈川県と健康寿命促進協力
日本との交流も活発だ。AYUSH省は、『ME-BIO構想(疾病予防)』を促進する神奈川県と2018年10月にヘルスケアやウェルネス部門に関する協力覚書を締結。神奈川県とAYUSH省の共通点を活かした健康寿命促進協力について一致。昨年12月には、在日インド大使のサンジェイ・クマール・ヴァルマ氏、AYUSH省アーユルヴェーダ科学研究中央評議会局長のK. S.ディマン氏、神奈川県知事の黒岩祐治氏が集い、今後の協力について協議。また、AYUSH省では、専門知識を持つインドの品質評議会(QCI)によるヨガ専門家の自主的な認定制度を立ち上げ、2016年にインド国外で初となるQCI試験を日本で開催。このほか、インド大使館ヴィヴェーカナンダ文化センター初のアーユルヴェーダ定期講座の開講(昨年7 月)や、AYUSH省主催「アーユルヴェーダ&ヨガセミナー」(昨年12月)などさまざまな活動を行っている。
■インドはアーユルヴェーダでコロナをブロック?
本紙取材に対し、在日インド大使のサンジェイ・クマール・ヴァルマ氏は、「アーユルヴェーダは、副作用のない自然のハーブを伝統医療に活用し、ハーブ医薬品やサプリメントとして摂取することはもとより、ライフスタイルの改善や、ヨガの実践などを組み合わせることで免疫を高め、疾病の原因に働きかける」と語る。新型コロナの世界的拡大に対するアーユルヴェーダの役割については、「インドでは、AYUSH省を中心に、免疫を高める疾病予防の考え方はアーユルヴェーダとして生活に密接に関係しており、日本の約10倍の人口を持つインドの感染者数と比較するとわかりやすい(外務省「国別感染者数の推移(4 月27日現在)」日本1 万3,385人、インド2 万6,917人)」とし、アーユルヴェーダ実践による新型コロナの感染抑制を示唆。また、「神奈川県のMIBIOの考え方は、医療機関ではなく予防的な発想でアーユルヴェーダに似ている」とし、「アーユルヴェーダが世界に幅広く普及するには、各国の自治体や規制当局の支援が必要。人類の歴史を見ても、治療や手術は後から出てきたもの。もともと人間は自然の原料を利用して健康維持に努め、疾患予防を実践してきた」と強調。「今後、医療負担を減らす発想でも、アーユルヴェーダは貢献できる」としている。
https://naturalherbs.jp/column/511/
【アーユルヴェーダの考える感染症対策② | コラム | Natura】より抜粋
アーユルヴェーダで考える原因は、空気・水・土・時間(季節や時代)の汚染。
宇宙的に大きく見るとですが、人間の中もみて例えると空気は呼吸、酸素 水は体液や血液
土は私たちそのものの土台 季節の影響 こんな感じで、特に空気の汚れは私たちの呼吸で入れたものが身体を害し、そこから血液中にも流れて汚し、何かしら心身に影響を与えてしまう💦(T . T)
それはその時の季節や時代的な汚れもあると 特に重く改善するのに時間がかかってしまう。。😨ってことで、悪循環にならぬように感染症対策のハーブをサロンでも取り入れています⭐︎
・
ただ、ここで殺菌だーってなって過剰な消毒は私たちを感染症から守ってくれている常在菌まで殺してしまい、余計に免疫の低下を招いてしまうことに繋がりかねません。
だから適度に減菌するくらいで充分ではないかと私は思っています。
・
アーユルヴェーダでは、ハーブを燃やしてその煙で減菌する方法もあります⭐︎✨
※ウイルスでなく細菌の悪さで症状が悪化するということが問題にあるからです。
【燻蒸法】呼吸器の消毒・薬用の煙となる
(薬用喫煙)以下の症状がある時
頭痛、重さ、鼻水、耳痛、眼精疲労、咳、しゃっくり、呼吸困難、喉の痛み、くしゃみ、虫や微生物の寄生、痰、声のしわがれ、炎症を和らげる。 呼吸経路の強さを改善する。
※産後のママと赤ちゃんの浄化にも使われます。
・ニーム
・サンダルウッド
・ショウブ
・スパイクナード(衣服や備品の消毒として)
感染症用の薬草として使用されてきたハーブ
・シナモン
・ヴェチバー
・甘草
取り入れやすくおすすめなのがシナモンのお香も良いです。燃やして煙が出るようにして部屋中に漂わせます⭐︎※目が痛くならないように10分以内くらいで
サロンではサンダルウッドのお香を定期的に焚き殺菌効果・細胞を活性化など効果あります
古来では燻蒸は消毒のために非常に重要で創傷の消毒において燻蒸を勧められてきた歴史があります。
自然の恵みは、ちょうど良いくらいに調和してくれるものだと思います✨
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