滝・滝行・水行について

虹生れる龍門の滝しぶきかな  高資

渦巻いて滝の落ちたる常磐かな  高資

鳴神の音のけぶれる垂水かな  高資

Fukiware falls -

the water is whirling around

an eternal moment       Takatoshi Gotoー 場所: 吹き割りの滝

二筋の滝にせせらぎ始まれり  高資

滝壺に登る化色の白さかな  五島高資

滝壺に氣を取り戻す流れかな  五島高資

陰陽の石や渦巻く滝の音  高資

滝音の陰陽石に廻りけり  高資

Sounds of a waterfall -

the spirit and energy are whirling

around yin and yang stones    T. Goto

 産の宮・日光の社寺(Shrines and Temples of Nikko - UNESCO World Heritage)

滝つ瀬にかがよふ楓若葉かな  高資

宮島・白糸の滝

まづ滝を海へ見送る冬紅葉  高資

やがて散る紅葉に滝の響きかな  高資

わたつみへ廻る垂水や冬紅葉  高資ー 場所: 世界遺産日本三景「宮島・弥山」への空中散歩 宮島ロープウエー

大釜の滝や白刃と瞬ける  高資


http://wa-qoo.com/training/waterfall/    

【滝行・水行について About “practice under waterfall”】  より

滝行とは?

滝に打たれ経を唱え続ける厳しい修行。

滝行とは滝壺に入り、滝に打たれながら経を唱え続ける密教や修験道、神道の修行方法の一つです。

冬場の寒い中、滝の激しい水の中に身をおく厳しい精神修行として知られています。

その行中は雑念が湧く余裕すらなくなるので、ただ一心に精神統一を行うことになります。

気合いを入れなければ挑むことができないので、自身の弱気な心を打ち負かすことになるでしょう。

自然と向き合い自然と一体化する感覚を感じるとともに、達成感で満たされるのも醍醐味のひとつです。

滝行を行う意義や目的とは

精神的に身を清め、人生を一新したい。人間関係に悩んでいるので自分を強く保つために挑戦したい。精神的に落ち込んでいる自分を見つめ直し前を向くきっかけにしたい。不安や困難に負けない精神力を身につけたい。心身共に強くなり、自信をつけたい。修行僧が行ってきた修行を身をもって体験したい。会社の組織の集団の団結力強化や、気合を高める。森や滝には不思議なパワーがあります。 ストレスや仕事の疲れをいやしてくれる底知れぬ力を感じることができ終わった後は世界が新鮮に感じます。

滝行のやり方

1.白装束に着替えます。

2.滝に向かって礼を行います。

3.気合を入れ、真言や経、祝詞を唱えます。

4.滝の前に進み、身を水につけます。

5.滝壺に入り気合を入れる。はじめは冷たさや衝撃で苦しいがそれをこらえます。

6.徐々に苦しさが消えてゆき水に打たれる感覚だけが残ります。

7.滝から出て体を拭き、身を暖めます。

滝行・水行の効果とは?

身も心も一新し、強く生まれ変われる。

一度修行した人は「身体も心も強くなった」と感じられる方が多いそうです。

気持ちがさっぱりして、身も心も洗い直したようにとても気持ちがいいです。

滝行を達成したという自身が付き、日常でも強い心が保てるでしょう。

仕事や受験、結婚など人生の大きな勝負どころや気合を入れたいときにも最適です。

また滝打ちは、冷やしながら水圧で体を刺激するので、マッサージ効果が高いといわれます。

滝行の注意事項

危険も隣り合わせの滝修行。

自然の川には石や木など様々な物が流れています。

滝の上からそのような物が落下してくる可能性があり当然危険を伴います。

また冬場の寒い中、感覚が麻痺してしまうこともあり、体力以上の長時間行で身体を冷やし体調を崩す可能性もあります。

滝行を行う際は経験者の指導の元に行いましょう。

一人や仲間同士だけで、軽い気持ちで行うことは避けて下さい。

FAQ

滝行は安全ですか?

滝行は決して安全ではありません。

流木や石が流れ落ちてくることもあります。

自己責任で行ってください。

また、雨の後や風の強い日などでさらに危険な日があるので管理者や専門家に確認してから行いましょう。

滝行は冬でも行いますか?

真冬の雪の日でも滝行はできます。

気迫と気合で恐怖も寒さも吹き飛ばします

水行とは?

祈願や心身の鍛練のため、水に浸かったり浴びるなどして身を清める修行です。

また、冬季に海や滝壺に入り寒さに耐える寒水行もあります。



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