玉の緒の現し心や瓊の冴ゆる 高資ー 場所: 二荒山神社
皆さまは「円」から何をイメージされるでしょうか?太陽・地球・天球・ボール・フルーツ類・原子・・・現実世界での円のイメージを集めると球ばかりになるのは私だけでしょうか?
人体はミクロコスモスと言われます。世界はすべて相似象。
円の瞑想は宇宙の瞑想と言えるのかもしれません。
円は点の集合です。点は位置を占めますが大きさを持ちません。
一次元的にも二次元的にも、ましてや3次元的にも零の存在です。
端を持たない円は無限であり零であるといわれます。
創世記の創造物語は「光あれ」から始まります。光とは何でしょう?
原子と言えるのかもしれません。意志と言えるのかもしれません。
上図のヴェシカパイシスは光がつくりだす幾何学だといわれています。それはまた、光を受け止めるものの眼の幾何学形でもあるといえます。
最初の創造は 言葉(言波)により、球(点・原子・意志)を創りだしました。そして最初の動き(第1日目)は光の基盤となるヴェシカ ・パイシス(倍音・振動)をつくりだすことでした。
ヴァシカヴァィスからヌースコンストラクションが生まれた時、その動きは黄金比(フィボナッチ数列)に則っていました(渦・自転)。
新しい球が1つずつ創造されると、その度に徐々に情報が開かれて、どんどんクリエイティブなパターンが現れるようになるのです。
円は下図のような不思議な性質を持ちます。
世界は3・6・9でできていると言えそうです。
円熟、円満、大円境地といわれるように、そして多角形が辺の数を増すに従い円に近づくように、私たちは円を目指して、成長の旅をしているのかもしれません。
自分の内に、自分を照らし返す鏡を持てば、ミクロの人間一人ひとりが自分の闇を観、浄化し、光に変容させていく。そんな変容が閾値を超えるとき、マクロの闇がオセロのように一斉に光へとひっくり返る。私たちはもともと光なのですから!!!
これがミロク(369)の世のこと?これがアセンション?
アセンションを促す3種の神器を内に育てましょう!!
「ビッグ・オーとの出会い」シェル・シルヴァスタイン著倉橋 由美子訳を読んで話し合うことをお勧めします。(概略:かけらは、ピッタリと合うパートーナーの訪れを待っています。ある日、ビッグ・オーに出会い、自分で転がるということを教えられます。 転がり続けたかけらは、やがて角がとれて丸くなりました。)
ユング心理学の祖であるカール・ユングは深層心理を研究する途上で 無意識の世界を彷徨うことになりました。
彼が現実世界に返ってくることができたのは曼荼羅を描くことによってでした。
まさに ガリレオ・ガリレイの言葉を実証するかのようです。「宇宙は数学という言語で書かれている。そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。これがなかったら、宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。」byガリレオ・ガリレイ
曼荼羅は 円を中心とした神聖幾何学模様と言えます。
「世界は正12面体(正五角形12枚で囲んだ多面体)でできている」と言われます。
また ウィキペディアは円相を次のように紹介しています。
「円相(えんそう)は、禅における書画のひとつで、図形の円形を一筆で 描いたもの。「一円相(いちえんそう)」「円相図(えうず)」などとも呼ばれる。 悟りや真理仏性宇宙全体などを 円形で象徴的に表現したものとされるが、その解釈は見る人に任される。 また、円窓と書いて「己の心をうつす窓」という意味で用いられることもある。 」
円・360度の世界は3・6・9の世界であるとご紹介しました。
3・6・9は不思議な数字です。
日本のミロクを見る考えもあります。~9=(7つの州の)九州、6=六甲山、3=高御位山(たかみくらやま)~
またソルフェジオ周波数の数列は、174,258,639の3つで あり、一桁換算すれば「3、6、9(ミロク)」の繰り返しになっていることが分かります。
ソルフェジオ周波数は、カバラ数秘術を使って意図的に作られています。
ミロクの取り方を3×6とした考えもあります。
カバラの数秘術で、666の謎を解く
冬の日の弁天島に吞まれけり 高資
たまかぎる冬の日を呑む沖の島 高資
コスモスや太陽からの風に咲く 高資
春陰の月の松こそ円かなれ 五島高資
月の松廻りて登る養花天 五島高資
うつせみの茅の輪を潜るけむりかな 高資
空風の茅の輪を潜る稲荷かな 高資
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