死のワークショップ

くれなゐの零を集めて曼珠沙華  高資

うつつより富士を望むや枯尾花  高資ー 場所: 江ノ島

【死のワークショップ】

死に対するイメージは様々  

     

葬儀に参列する時 黒装束を着用するのは 常識でしょうか?

死に対して 白装束で祝う国があると聞きます。 

死に対するイメージは様々です。以下の二つの引用文をお読みください。

http://www.sougisoudan.com/minijiten/tabizitaku/index.html

昔、我々の先祖は、自分自身や家族の最期の帷子(かたびら)/晴着を密かに用意していました。

人生の最期を飾るお祝衣・・最期の瞬間、天から戴いた絹に包まれ 天国へ上って行くことが出来たらどんなに幸せでしょうか?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E6%9D%91%E3%83%AB%E3%83%84%E5%AD%90

愛娘ルツ子を亡くした 内村鑑三は「ルツ子の葬式ではなく、結婚式です」と述べた。 

雑司ヶ谷の墓地に埋葬される時に、鑑三は一握りの土をつかみ、その手を高く上げ、甲高い声で「ルツ子さん万歳」と大声で叫んだ。

友人の本間俊平が秋吉の大理石を採掘して墓石を寄贈し、鑑三が「また会う日まで」と刻んだ。

死は誰にでも訪れる余りにも身近な出来事なのに タブー視する傾向は無いでしょうか?

命は命をいただくことで 存続します。絶えず循環し 日々新たです。

死と復活、死と再生はセットです。死を問うことは生を問うこと。

真昼の光に照らし出される自分の影は等身大そのものです。

然し夜の明かりに映し出される影は 異常に大きくなります。

死を遠い出来事として見過ごさないで 向き合ってみませんか。 

7つのテーマでのグループトーク

1.リラックスし、幼いころの自分を思い出す。 

  :どんなことを恐れていましたか?

   どんなことに喜びを感じていましたか?  

2. 最も死に近づいた瞬間         

  :今までであなたが最も死に近づいたと思うのはどんな時でしたか?

3. これからの計画            

  :1年先までに私がやり遂げたい計画  

   5年先までにやり遂げたい計画  80歳になったら?

4. 年をとることの意味           

  :否定的に思えること・肯定的に思えること

5.あと一カ月の命            

  :身体もだいぶ衰弱し、食事も殆ど入らなくなりました。

   この様子では 後一か月くらいかと、なんとなく予感が働きます。 

   残された時間に是非やっておきたいことは何でしょうか?

6. 死の恐れ               

  :例えば 肉体が滅びる、愛する人たちと離れなければならない、

   忘れ去られる、大事なものを手放すなど

7. わたしの墓碑銘             

  :あなたの墓に刻む墓碑銘を考えてみてください。

   どんな言葉が、あなたの人生にふさわしいでしょうか?

 

「チベット死者の書」のDVD/youtube観賞

 https://www.youtube.com/watch?v=pih08EpqzEg

 https://www.youtube.com/watch?v=uzGCo5pynMg

 https://www.youtube.com/watch?v=cV5z5KQy97o


古代エジプトの人達は あの世でもこの世と同じ生活ができることを願って死者への供え物をしました。

チベットの人達はあの世も、この世も同じと考えます。

空海が「私は死なない」と言って室戸岬から海に身を投げた話は有名です。またお廟に納められた空海は諸国を旅をする故 衣の裾が汚れ 一年に一度お召し替えがなされると聞きます。

文化により死後の世界観は異なります。然し輪廻転生説は共通であることは興味深い話です。直線的な時間観を持つキリスト教でさえ 輪廻転生が抜け落ちていることに対し「聖書改ざん説」が唱えられています。

私たちは魂が肉体に宿った存在です。      

DVD/youtubeを観て 色々話し合いたいと思います。

メメントモリ       

「奇跡の脳」の著者ジル・ボルト・ティラーさん(左脳出血から立ち直った神経細胞学者)は 人間の脳は左脳が鎮まるとき「人生の思い出から切り離され、神の恵みのような感覚に浸り、 心が和んでいきました。」「意識は悟りの感覚、あるいは意識と融合して『ひとつに

なる』ところまで高まっていきました。「心地よいのです。」と語ります。https://www.youtube.com/watch?v=BsSWaYITW4g

考えと感情が止まることは 左脳が鎮まることを意味します。

メメントモリは「死を覚えよ」という意味の修道院での挨拶です。

シナイ山の麓のカテリーナ修道院には 頭蓋骨だけが沢山おさめられた部屋があります。 

死を覚えて生きるとは いつ死んでも悔いのない生き方を志向するということです。

人生への未練から切り離されるということでもあり 死の瞬間にも 左脳が鎮まった『ひとつに戻る』安らぎと心地よさを 失わないということです。

ここではNLPの技法を使います。激情が起きればヒーリングをします。

ヒーリングなしに 葬儀体験をすると自我の崩壊を招くので ワークショップでご体験ください。

1.脳内タイムラインを一直線に整える

2.現在地でアクティブクェッションを使い ありありとイメージしてゴールに入る。(1)

【アクティブクェッション~本当に求めているものは何か】

 <質問例>

 「どんな人生を歩んでいきたいと思っていますか?」

 「あなたが求めているものは何ですか?」

 「どんな自分になりたいと思っていますか?」

 「求めているものはあなたにとってどんな意味があるのでしょう?」

  「何をもたらしてくれますか?」

 「求めているものが手に入ることにどんな価値があるのでしょう?」

【アクティブクェッション~求めているものが手に入ったとして日常生活にどんな変化が起きるか】

 <質問例>

 「求めているものが手に入ると、あなたの人間関係にどんな変化が

  起こってきますか?」

  「ライフスタイルはどんなふうに変化してゆくと思いますか?」

 「人生はどんなふうに変わってゆくでしょう?」

 「朝起きた時最初にどんな考えが浮かぶようになるでしょう?」

 「夜寝る時一日を振り返ってどんなことを思うのでしょう?」

 【アクティブクェッション~本当に求めているものを手に入れた

  自分をありありとイメー ジできるか】

 <質問例>

 「今の自分と何が一番違うと思いますか?」

  「何を見たり聞いたりしているのでしょうね?」

 「そんな自分自身にどんな自己評価を下していると思いますか?」

  「自分の声にどんな特徴があると思いますか?」

 「表情や歩き方は如何でしょう?」

 「その時の身体の感じはどうでしょうか?」

  「あなたの目に世界はどのように映るのでしょう?」

3.ゴールに入って、エコロジーチェック。

4.死の間際まで進み一旦止まる(2)

5.さらに一歩先に行く。(3)第三の位置から死体の自分を観る。

(どんな思いで死んだのか、何を感じていたのか 何を大切に、どんなふうに生きていたのか、何に価値を置いていたのか)

6.死ぬ間際に戻る。

死の間際の位置から「自分の設定したゴール」「歩んできた過程」を観る。  

何処から来てどこに行こうとしているのか?

どんな意味があり、価値があるのかを問う。

7.ライフラインを描く

①自分の人生のイメージカラーの色画用紙を選び 色画用紙上の ふと気の向いた所に一円玉を置き、周囲をなぞる。

②一円玉の位置を現時点とし、色画用紙全体を 時空を超えた世界と仮定し、自分のライフラインを描く。

ラインはジグザグ 螺旋、シンボル、etc.どんなものを用いて表現してもよい。ラインの色もイメージにふさわしいものを選ぶ。

方向も縦横斜め、立体etc自由に表現する。

③描いたライフラインを眺め、自分の人生にラべリングをする。

(あなたの墓碑銘を考えてください 今の自分への手紙を書く)

④分かち合い

8.死の間際から ゴールに戻る。(4)

ゴールに入って何がどのように違うかを観る(ゴールの意味が深くなっている)ゴールの変化を言葉で修正する。

ゴールからハードルを観る(「そんな自分になるのを妨げているものは何ですか?」「止めているものの中にどんなポジティブな意図が在るのでしょうか?」「その意図を満たして、なおかつハードルを越えられるリソースは何ですか?」)

9.必要なリソースをアンカリングする。  10.分かち合い    

話し合いましょう(時間があれば)

*お墓の意味(file「メメントモリ」参照)

 :お墓にはシンボリックな意味が込められています。

    なぜ遺体はお墓に埋葬されるのでしょう?  

*追悼の意味

*存在の第4層・五層(人の周波数)について

*コンセンサスゲーム~死生観  

コズミックホリステック医療 俳句療法

吾であり・宇宙である☆和して同せず☆競争ではなく共生を☆

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