天南星実りて昼を灯しけり 高資
磐座へ天南星の実の燈る 高資ー 場所: 室根山
毒を抜いて救荒食に供されたこともあったようです。漢方薬にもなるそうです。
南天の実の道別きたる赤さかな 五島高資
南天のかづらを出づる血珠かな 五島高資
枇杷の実の昼を点しておりにけり 高資
枇杷の実を点す根の国底の国 高資
十薬の花や電車に間に合へる 高資
つれづれ養生訓 ~ 神戸から中医学の健康の知恵のお届け ~
https://ameblo.jp/dojin-imanaka/entry-12458310025.html?fbclid=IwAR16sVO9cydUdCbws19yfmFwbHgkldU1AkzBcanQSSn_e7xdY_S1ejDW5MI より
この時期は喘息で困っている方が多い様な気がします。
なんで?
まずは喘息のメカニズムから。
気管支なんで、当然呼吸器系疾患で肺と関係あるのかなと思いがちですが、肺だけではないです。
もちろん肺もありますよ。
粉塵の様な物、黒カビ、あとアレルゲンになりそうな物が、気管に入ってそこが浮腫む時に呼吸がしにくく喘息になります。
他には風邪をひいて、湿熱の邪が多い時。雨のあとの蒸し暑さや急な冷え等の時ですね。
この時の肺からの熱、プラス湿邪があると気管が浮腫んで喘息になります。
あと多いのは、胃の湿熱。食べ過ぎ飲みすぎによるもの。春の食べ物は気力も強いのが多いので上にのぼりやすいです。そのため気管が浮腫、熱が上にのぼった時に喘息となります。
これが一番多いです。
なぜこの時期に増えるのでしょう。
それは、身体の脂肪が溶けやすい時期だから。
気管も脂肪分があり、冬は固まっています。この時に湿熱がのぼってきても、喘息にならないです。咳になるんです。
しかし、暖かくなってきたこの季節は、溶けてます。しかも上の方を中心に。だから気管が浮腫むんです。その時に熱が身体に多いと喘息になる時もあります。
起きない身体にするにはどうするか。
割とながめのウォーキングです。歩いて溶けた脂肪、すなわち浮腫を排出すること。
この時期はお風呂ではなく、歩く方が効果的です。
この時期に多い喘息は、実は身体の脂肪が溶けるから。
出だしたら、熱を生む食事を控えて、水分を排出しましょう。
https://ameblo.jp/dojin-imanaka/entry-12452721466.html より
呼吸は胸式呼吸が良いのか、腹式呼吸が良いのか。
なんかおすすめの呼吸法を教えてください。
呼吸は中国医学の考えでは、肺がつかさどります。
もちろん呼吸器なんで当たり前なんですけど。
この肺の働きがポイントで、身体の治療と調節をその役目としています。
そう。呼吸をうまく使うと身体の治療も調節も出来てしまうんです。
やり方は簡単。
身体からだしたい物を吐き出すだけ。
例えば身体が浮腫んでいるなら、大きく息を吸って、湿気た空気を吐き出せば良い。
熱がこもっているなら、大きく口を開けてはーっと熱を込めて吐き出せば良いです。
もしモヤモヤが溜まっているなら、大きなため息の様に吐き出すこと。
イライラが溜まっているなら、大きくすって、もぅ!と言う勢いで吐き出せば良いです。
どんな溜まっている物も出て行きます。一回でダメなら何度も。
もっと効果的なのは、口でゼイゼイはぁはぁとなるまで、運動することです。
胃からの濁気が吐き出されて、全てを調整してくれます。
思いついた感覚で良いです。
吐き出すこと、やってみてください。
寝返りのメカニズム
https://ameblo.jp/dojin-imanaka/entry-12455052869.html?fbclid=IwAR1YDOupg74WAhSYGyHMgXVZyyDsmyy7te23PeitS3TR2dK3SrFUZrlnVB0 より
寝返りバタバタしてて、朝起きたら不思議な向きになってます
寝返りのメカニズムですが、血が回りすぎている時と、血が流れないときのパターンがあります。
一つ目は、子供さんに多く見られる身体が元気すぎて、隅々末端まで血が流れる方。
元気すぎるので、当然寝返りもあります。
この時はエネルギーも多いので、寝汗すごかったり、発熱すごすぎる場合があります。
もう一つは血が流れない時。
血が流れない時に、貧血という症状がありますが、それでは起こらないです。
なぜなら、動かす元気も足らないからです。
では他にどんな理由があるでしょうか。
浮腫で血管が圧迫されている時です。
寝ると、脂肪も溶けて低いところに流れます。
溶けて背中の方や頭部などに注ぎます。
するとそのあたりの血管を圧迫して血流がわるくなります。
それを改善しようと血が無理矢理流れ、もぞもぞと寝返りをうつはめになります。
実は寝返りを打つことで血行不良を改善しようとしていると言うことです。
だから、寝返りを打つ日は、雨降りの時、前日に食べ過ぎた時、熱性のウイルスによる物。
主としてこういう原因を改善していけば寝返りも起きなくなります。
例えば、浮腫で血管を圧迫している方。いびきをかいたり、無呼吸症候群になったりしています。この場合は、徐々にむくみをとる!
食べ過ぎの場合は、子供と同じ。血を作りすぎているから、余分に作りすぎない様に減らしていけば良いです。
病気は表現。身体からのサインです。
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