磯遊びぞろぞろ婆戻り来る  茨木和生

磯遊びぞろぞろ婆戻り来る  茨木和生

泉あり古墳をひとつ抜けたれば  同

ひぐらしや杉はますます真直ぐにて  同


「磯遊びぞろぞろ婆戻り来る」の句から連想したのは『ハーメルンの笛吹き男』


https://syosetu.org/novel/63384/  【嘘や欺瞞 】

あなたは、偽りの顔と声に気づけますか――?

グリム童話の話に、『ハーメルンの笛吹き男』がある。話の舞台はドイツの街、ハーメルン。簡単にまとめた話が、こうだ。

ハーメルンの人々は、街を荒らし回るネズミに困っていた。

そんな時、一人の男が街にやって来ては、報酬と引き換えにネズミ駆除を約束する。

男は笛を吹き、その音色でネズミの大群を誘い出しては、一匹残らず、街に流れる川に溺死させた。

しかし、ハーメルンの人々は男との約束を破り、報酬を出し渋った。

怒った笛吹き男は、ハーメルンの街で再び、笛を吹き鳴らす。

笛の音は街全体に広がるも、教会で祈りを捧げていた大人達の耳には届かず、外で遊び回っていた子供達だけに聞こえた。

笛の音を聞いた子供達は、まるで先日のネズミのように、不思議な力が働くように、男の元へ集まった。笛吹き男は、自分の背中に子供の長蛇の列を作り、街の外れの山の洞窟に誘い入れた。

連れ出された一三〇人の子供達は、二度と戻ってくることはなかった。

しかし時折、山の向こうから子供達の歌声と、不気味な音色の笛の音が、聞こえてくるらしい。現代、私達が暮らす日常生活の中にも、『ハーメルンの笛吹き男』と似たような人物が存在する。

私が知っているその人物は、教室の中央の席に座り、今も、友達と呼んでいる数人のクラスメイト達と楽しそうな会話を繰り広げている、彼女のことだ。

明るい性格で、笑顔を絶やさず、他人に積極的に接しようとする彼女の姿は、酷く眩しく映る私と彼女は、いわゆる幼馴染みという関係であり、親友同士でもあった。

これまですぐ近くで見守ってきたから、よく分かる。

彼女は、とても成長した。

小学生の頃、私の親友であった彼女は、同性達からいじめを受けていた。

彼女は端正な顔立ちであり、その頃の性格は温和なものだった。

故に、異性からの評判も良く、色々な意味で人気者だった。

しかし、そのことを、一部の同性達は気に入らなかった。

妬みとは、なんと醜いものだろう。

自分より少し人気があるからといって、その人物に鬱憤をぶつける。

机に落書きをされたり、上履きを隠されたり、また、陰口をたたかれる程度の頃は、まだよかったろう。

小中一貫の教育制度が、さらに現実を過酷なものにした。

中学にあがってからは、直接手を上げられたり、トイレでバケツの水を被せられたり、酷い時には、あられもない合成写真をばらまかれたりもした。

当時は、なぜこれだけのことが起こされても、学校側は動いてくれないのかと、私は疑問に思った。けれど、今になってはその理由も明白なほどに理解できる。大人だって、面倒事には関わりたくないはずだ。

それに、小学時代からいじめを続けてきた彼女達にも、すでに嫉妬の念などではなく、彼女をいじめるということ自体に、快感を覚え始めていたのだと思う。

しかし、そこまでされて、彼女が不登校などにはならず登校できていたのは、私のおかげだろう。

自惚れている訳ではない。実際にそうなのだと、彼女の口から聞かされたのだ。机の落書きの後処理、濡れた制服を着替える手助け、そして彼女の心のケアも必死に努めた。

彼女が手を上げられている場面に遭遇した時には、私も拳を固めて火中の中へ飛び込んでいった。本当に感謝していたものだと、彼女は私の前で、言ってくれた。私のいない高校生活を送ろうとする彼女のことが、とても気がかりだった。

不運にも、あのいじめっ子達の数人と学校が重なり、しかも彼女の隣に私はいない。

継続されるいじめに耐えられず、今度こそ不登校になってしまったらどうしようか。

私に守られていない生活に絶望し、自殺を図ることにでもなったら、たまったものではない。しかし、それは全て杞憂に終わった。彼女は一変した。昔の、私の知っている彼女とは別人として、目の前に現れた。

大人しく、口数も少なかった性格は、随分と陽気なものになっていた。性別に壁も作らず、初対面のクラスメイトに、自分から積極的に話しかけていく。

成長して、さらに美しくなった容姿に柔らかな笑みを浮かべ、同級生と関わりを持っていった。溌剌とした性格は周囲を引き付け、友好的な会話でクラスメイトの心に入り込む。

彼女の快活さには、クラスメイト全員が惚れ込んでいき、また彼女も、普段から賑やかな振る舞いで、他人の視線を自分へと誘い込んでいた。その結果、彼女は絶対の関係、また地位を手に入れた。

自らの声と笑顔によって、クラスメイト全員にそれを知らしめ、自分の背後に侍らせた。自然とクラスメイト達は彼女に付いて行き、それが正しいことだと思い込む。

クラスの中心人物、みんなのムードメーカー。絶対的なカーストを手中に収めた彼女の言動は、周囲の人間達全てに影響を与えていった。

そして、ここに。彼女の復讐劇が幕を開けた。

人を引き付けるカリスマ性、また彼女が積み上げたクラス内での地位。

人気の的となり得た彼女の言葉を、クラスメイト全員が信じ込み、それに誘導される。

かつてのいじめっ子達に関する、ありもしない噂。小さな嘘を彼女が告げただけで、それは波及していく。彼女の、顔全体に貼り付けた悪意のない表情と、こんなこと言いたくないんだけどね、と囁きながら漏らされる陰口。あっという間に、いじめっ子達は立場がなくなった。トップの座からクラスメイト全体へ。

クラスメイトからその友人へ、またその友人へという噂の波紋が広がる。繋がりを共有した悪意の伝染は、いじめっ子達をとうとう崖から突き落とした。

彼女の復讐劇は終わりを迎えた。

彼女に残ったものは、自分達の中心に座る女王様なのだという、周囲からの熱い眼差しと人望だった。そんな彼女のことを、私は、ずっと見ていることしかできなかった。

そして今、彼女は『お友達』との会話を終え、一人で教室を出た。階段を下りていく彼女の行き先はどこか、私は知っている。行き着いた場所は案の定、人気のない図書室だった。

 数多い書籍には目もくれず、彼女は席につくなり、頬杖をついた。教室では絶対に見せないような、哀しげな表情を、彼女はここで浮かべる。クラスメイト達が決して目にすることのない、私だけが知っている表情。彼女は頑張った。私という存在が隣にいない中で、よく成長してくれた。

ただ少し、方法を誤ってしまった。

嘘と欺瞞で満ちた笑顔と、人の心を魅了する声で、クラスメイト達を意のままに操り、偽りの関係と地位を手にしてしまった。幼馴染みだから、私には分かる。ずっと彼女を見守ってきた私だから、理解できる。今の彼女は、迷っているのだ。自分のやり方は正しかったのか。 これで目標を達成できたのか。死んだ親友は、今の私を見て、笑ってくれるのだろうか、と。私は、彼女が座って背を向ける棚から、一冊の本を選び、床に落とす。

その音で振り向いた彼女は、床の本に気づき、席を立ってそれを拾う。

『ハーメルンの笛吹き男』

その題名を見た途端、彼女の両目から、思い出すかのように涙が溢れ出た。

膝を崩し、両手に持った大きいサイズの単行本を額に当てるが、頬を伝う涙は隠せなかった。「ごめん、ね……。あなたって、昔は……この本の主人公は、怖くて、嫌いだって……言っていたのにね……」懺悔するように吐かれた言葉は、掠れた涙声でよく聞き取れない。もうその声に、魔法の力はなかった。 


『ハーメルンの笛吹き男』と似たような人物として連想したのはビル・ゲイツ


https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/9960191ee41e4a1482d4b188e37a26fa

【ビル・ゲイツ「ワクチンは人口削減が目的」と語る】 より

BILL GATES TALKS ABOUT ‘VACCINES TO REDUCE POPULATION’

F・ウィリアム・イングドール By F. William Engdahl

(http://engdahl.oilgeopolitics.net/)

2010年3月4日

マイクロソフト創設者であり、世界で最も裕福な男の一人、ビル・ゲイツは、自らの非課税財団(ビル&メリンダ・ゲイツ財団)を通じて巨額の寄付をすることで、病気と戦い、アフリカの食糧不足を解決し、貧困を軽減している慈悲深い博愛主義者のイメージを醸し出している。最近のカリフォルニアでの会議で、ゲイツは彼の慈善事業の目的を明らかにした。その目的とは、一般には殆ど認識されていないが、「人口削減」だった。「優生学」と言えばわかる人もいるだろう。

このカリフォルニア州ロングビーチで行われた招待客限定のTED2010会議で、ゲイツは、「ゼロへの革新」と題した演説を行った。2050年までに世界全体の(人間由来の)CO2排出量をゼロに削減するという科学的にバカげた提案をしたが、話を始めて4分半ほどで、こう断言した。「何よりも人口が先だ。現在、世界の人口は68億人である。これから90億まで増えようとしている。そんな今、我々が新しいワクチン、医療、生殖に関する衛生サービスに真剣に取り組めば、およそ10~15%は減らすことができるだろう。」[1] (強調は筆者)。

(補足調査)

ビルゲイツのこの発言は、以下のTEDサイトで動画で見ることができ、確認できた。ここに書いてあることは本当である。

http://www.ted.com/talks/bill_gates

日本語訳付きの動画はyouyubeの次のアドレスにあります

「ゼロへのイノベーション」 ビル=ゲイツ、エネルギーについて語る。

https://www.youtube.com/watch?v=JaF-fq2Zn7I

(補足調査終わり)

簡単に言えば、世界で最も強力な男の1人が、人口増加の抑制のためにワクチンを活用することを望んでいると明確に発言したのである。何ら力のない人間が話しているのではなく、実際にワクチン事業に大きな影響力を持つビル・ゲイツが言っているのだ。エリートが集まった2010年1月のダボス世界経済フォーラムにおいて、ゲイツ財団は今後十年間に新型ワクチンを開発し、途上国の子供に送り届けるために、100億ドル(約75億ユーロ)を提供すると発表している。[2]

数十億規模のゲイツ財団の最重視課題は、ワクチンであり、特にアフリカなど未発展国での予防接種である。ゲイツ財団は、世界銀行、WHO、ワクチン業界と提携して、GAVIアライアンス(ワクチンと免疫付与のための世界連盟)を創立している。GAVIの目標は、途上国の全ての新生児にワクチンを打つことだ。

それは高尚な博愛活動に思えるだろう。だが問題なのは、ワクチン業界は、西側諸国でワクチンの処分に困ると、危険な(つまり、検証されていないが故に安全でない、あるいは有害であることが判明している)ワクチンを、無知な第三世界の人々に向けて投げ捨ててきたことが何度もあることだ。[3] ワクチンの本当の目的は、人々を病気にすること、病気に感染しやすくして、早く死なせることにあると言っている団体もある。[4]

第三世界に毒物を廃棄

ごく最近の話で、H1N1豚インフルエンザの地球規模の非常事態ということで不必要なパンデミック宣言がなされた後遺症により、先進工業国には、未検証のワクチンが何億本も余っている。各国は、処理に困っている余剰ワクチンをWHOに引き渡すことに決定し、WHOは、それを一部の貧しい国に無料で押し付ける計画である。フランスは、巨大製薬会社からサルコジ政権が購入した9,400万回分のワクチンの内、9,100万回分を供与している。同様にイギリスは、6,000万回分の内、5,500万回分を供与した。ドイツとノルウェーも似たような状態だ。[5]

ローマのコクラン・リサーチセンターの伝染病学者トーマス・ジェファーソン博士は、「パンデミックは世界の大部分で終息しているというのに、なぜ途上国にワクチンを与える必要があるのか?貧困国で今一番問題なのは、心臓・循環器系の病気であり、ウィルスの病気は優先度が低い。1億8千万回分も寄付する医学的根拠は何だ?」と言っているが、その通りだ。[6]  さらに、日照量の多い地域ではインフルエンザはあまり問題ではないし、また恐怖の「新型大疫病」のはずだったH1N1パンデミックは、記録的に軽微なインフルエンザだったことがわかっている。

ワクチン・メーカーは、多くのワクチンに含まれている有毒なアジュバント(増強剤)や保存料に起因する自閉症や数々の神経・筋肉の奇形など、乳幼児にワクチン接種をすることで大きな健康被害があることについては黙っている。多くのワクチンには(特に第三世界向けに安く製造される複数回ワクチンには)、チメロサール(EUではチオマーサル)と呼ばれるものを含んでいる。これは、約50%の水銀を含む合成物(エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)であり、保存料として使用されている。

1999年7月、米国の「全国ワクチン情報センター」は、「水銀の摂取が蓄積されると脳に損傷を与える可能性がある」と報道機関に発表した。その同じ月に、米国小児学会(AAP)と疾病管理予防センター(CDC)は、チメロサールの入ったワクチンと関連性のある健康問題について国民に警戒を呼びかけた。できるだけ早期に、ワクチンからチメロサールを除去するよう強く勧告したのだ。また、1997年・FDA近代化法の規定に基づき、FDA(食品医薬品局)も、チメロサール入りのワクチンを何度か接種した幼児は、連邦の推奨ガイドラインを超える水銀暴露の可能性があると判断している。[7]

新手の優生学?

黒人や少数民族の人口削減を図るというゲイツの願望は、残念ながら新しいものではない。私が”Seeds of Destruction”(邦訳『ロックフェラーの完全支配・アグリスーティカル編』[8]にまとめたように、1920年代からロックフェラー財団は、ベルリンとミュンヘンのカイザー・ウィルヘルム研究所を通じてドイツの優生学に研究資金を提供している。これはヒットラーの第三帝国の時代も続いた。ヒットラーのドイツによる強制不妊化手術を絶賛し、ナチスの人種的「純潔性」という考え方を称賛したのである。1950年代より、ニューヨークの私的機関・人口評議会を通じて新マルサス主義の人口削減運動に「免税」財団の資金を投じたのは、生涯を通じて優生学を支援したジョン・D・ロックフェラー三世だった。

第三世界の出生数をひそかに減らすためにワクチンを使用するというアイデアも、新しいものではない。ゲイツの親友であるデービッド・ロックフェラーとそのロックフェラー財団は、すでに1972年の段階でWHOなどと協力し、「新たなワクチン」を完成させるプロジェクトを進めていた。

このWHOとロックフェラーのプロジェクトの成果は、1990年代前半、大量の人間モルモットに使用された。WHOは、ニカラグア、メキシコ、フィリピンで、破傷風に対抗するとして大規模な予防接種キャンペーンを総括した。メキシコのコミテプロビダ(ローマ・カトリック教会の在家団体)は、WHOのプログラムの背後にある動機に疑念を抱き、様々なワクチン瓶を検査することにした。その結果、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を含んでいることを発見したのである。それは、錆びた釘でケガしたり、土壌のバクテリアに接触して感染する開口障害を予防するワクチンとしては不思議な成分だった。それに、破傷風という病気は、実際のところ稀な病気だった。さらに本来のhCGは、妊娠を維持するために必要な天然ホルモンであることも奇妙な話だった。このhCGは、破傷風の毒素キャリヤーと結合すると、hCGへの抗体の形成を促進する。そして、女性は妊娠状態が維持できなくなる。ということは、一種の秘密中絶ということになる。フィリピンとニカラグアからも、ワクチンにhCGホルモンが入っているという類似の報告がなされている。[9]

ゲイツのアフリカ「遺伝子革命」

ゲイツ財団は、デービッド・ロックフェラーの(GMOバイオテクノロジーを創作した)ロックフェラー財団とともに、AGRA(アフリカ緑の革命の同盟)というプロジェクトにも資金提供している。このプロジェクトは、元国連事務総長のコフィ・アナンが率いている。2007年6月にAGRAのトップを引き受けるに当たり、アナンは「ロックフェラー財団、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、その他、このアフリカのキャンペーンを支援する関係者に謝意」を表明した。AGRAの役員は、ゲイツ財団とロックフェラー財団の関係者が占めている。[10]

また、モンサント、デュポン、ダウ、シンジェンタなど主要なGMOアグリビジネス企業が、AGRAの核心にいると伝えられている。彼らはAGRAを隠れ蓑に利用し、「バイオテクノロジー」という欺瞞の言葉(これは遺伝子組み換え特許種子を意味する婉曲表現だ)で、特許化したGMO種子をアフリカに拡散している。AGRA事業に関するゲイツ財団の責任者は、Robert Horsch博士であるが、彼はモンサントで25年間GMOに従事したベテランであり、モンサントのラウンドアップ・レディーGMO技術を開発したチームに所属していた人である。彼の仕事は、GMOをアフリカに導入するためにゲイツ財団の資金を使うことのようだ。[11]

現在のところ、アフリカでGMO作物の栽培を法律で認めている国は南アフリカだけである。また、ブルキナファソは2003年にGMOの試験を認可している。2005年には、コフィ・アナンの出身地ガーナが、バイオ安全の法律案を作成し、政府要人がGMO作物の研究を行う意向を表明している。もともとAGRAは、(GMO種子や除草剤のことは言わず)アフリカ全域におよぶ「農業ディーラー」のネットワークを構築するために活用されたが、これはGMOを大規模導入するための基盤作りであった。[12]

GMO、グリホサート、人口削減

これまでGMO作物を人間や動物が消費しても安全だということが証明されたことはない。もともと特定の種子の性質を変えるために土壌細菌(Bt)などの異物をDNAに組み込んだ不自然な産物であり、その事情からして本質的に遺伝子が「不安定」である。それと同等に危険だと思われるのが、GMO契約と強制的にセット販売されるモンサントのラウンドアップ(世界的に最も広範に使用されている)のような化学除草剤である。これについては、極めて毒性の高いグリホサート化合物が含まれていることが、独立系の検証によって判明している。また、GMO作物への散布により、人間や動物にとって安全なレベルを遥かに超える毒物が濃縮されて存在していることも証明されている。検証結果によると、微量のグリホサート化合物であっても影響があり、GMO作物の畑の付近の地下水を飲んだ妊婦の臍の緒、胎児、胎盤細胞に損傷を与えたことが示されている。[13]

米国政府が長年行っているプロジェクトに、メキシコなど多くのラテンアメリカ諸国の主要な食材であるトウモロコシの遺伝子組み換え品種の開発がある。このトウモロコシは、米国農務省が資金を出した試験で、エピサイト(Epicyte)というカリフォルニアの小さなバイオ企業が実地試験してきた。2001年の記者会見でエピサイトの社長ミッチ・ハイン(Mitch Hein)は、「我々の温室は、抗精子抗体を製造するトウモロコシで満杯だ」とGMOトウモロコシを指さしながら事業の成功を発表した。[14]

ハインは、「免疫性不妊性」という珍しい病気の女性から抗体を取り出し、そこから不妊性抗体の生成を制御する遺伝子を分離、さらに遺伝子工学の技術を用いて、その遺伝子を通常のトウモロコシの種子に組み込み、トウモロコシとして生産できるようにしたと説明した。これは実際には、人間が食べるトウモロコシにこっそりと組み込むことのできる避妊具を作ったことになる。「抗体は、精子の表面受容体に引き寄せられる性質がある。」そして、「精子にしっかりとくっつくので、精子は重みで前進できなくなる。まるでランバダを踊っているように震えるだけだ」[15]とハインは語った。また、ハインは、世界の「過剰人口」を解決する手段になりうるとも言った。そんなトウモロコシとは知ることもなく貧しい第三世界の人々が食べることについての道義的・倫理的な問題については、言及しなかった。

GMOトウモロコシに隠された殺精子剤は、慈悲深いゲイツ財団、ロックフェラー財団、コフィ・アナンのAGRAを通じて第三世界の飢えた人々に施された。こっそりと不妊剤の入ったワクチンと合わせ、GMO種子やワクチンを「人口削減」のために利用していることが明らかになった二つの事例である。

そして「グッド・クラブ」

TED2010でゼロ・エミッションと人口削減のことを話したゲイツの演説は、ニューヨーク市の少数派メディア「アイリッシュ・セントラル(Irish.Central.com)」が2009年5月に報じた内容と一致している。その報道によると、2009年5月5日にポール・ナース卿(ロックフェラー大学・学長)の自宅で密会が行われ、アメリカで最も裕福な人々が集まったという。2006年に自らの300億ドルの基金をゲイツ財団に出資し、約600億ドルもの免税資金で世界最大の私的財団を作るという決断をした投資の神ウォレン・バフェットも参加していた。主催者は、銀行家のデービッド・ロックフェラーだった。

一部の人間に限られた招待状には、ゲイツ、ロックフェラー、バフェットが差出人として署名していた。この会合のことを「グッド・クラブ(良い会)」と名付けている。メディア王のテッド・ターナーもいた。彼は、CNNを創設した億万長者で、1996年のオードゥボン(Audubon)誌のインタビューで、世界の人口を95%削減し、2億2,500万~3億人ぐらいにするのが「理想的」だと言った人物である。フィラデルフィアのテンプル大学の2008年のインタビューでは、この数字を20億人(現在の人口から70%以上の削減)に「微調整」している。ゲイツよりも更に品の悪い表現で「人間が多すぎる。だから地球が温暖化する。より少ない人数で、より消費を減らす必要がある」と言っている。[16]

他にグッド・クラブの初回会合に出席したのは、次のような人々だと伝えられる。

・エリ・ブロード(Eli Broad、不動産の億万長者)

・マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg、ニューヨーク市長で億万長者)

・ピーター・G・ピーターソン(Peter G. Peterson、ウォール街の億万長者でCFRの元議長)

また、1997~98のアジア危機を引き起こしたソロスの通貨攻撃(タイ、インドネシア、韓国などアジアのタイガー諸国が標的になった)に協力したヘッジファンドの億万長者・ジュリアン・H・ロバートソン・ジュニア(Julian H. Robertson, Jr.)もいた。ゲイツ財団のトップを務めたことのあるパティー・ストーンサイファー(Patty Stonesifer)、シスコシステムズのジョン・モーグリッジ(John Morgridge)もいた。出席者の資産を合わせると、1,250億ドルを超えていた。[17]

出席者の1人から漏洩したと思われるレポートによると、この会合は、現在地球を襲っている世界規模の景気の失速と様々な衛生・環境危機に対応して開催されたという。

だが、この富豪たちの秘密会合グッド・クラブの中心テーマと目的は、ビル・ゲイツが提起した最重要懸念、すなわち、いかにして効果的に産児制限と世界人口の削減を推進するかという問題であった。「潜在的に自然環境・社会・経済にとって壊滅的な脅威となる人口の増加と戦う戦略を支援する」ことで合意が形成されたようである。[18]

地球規模の優生学的目標

ゲイツとバフェットは、世界的な人口削減計画の主要な資金提供者である。AOLタイム・ワーナーで稼いだ免税ストックオプションの10億ドルを途上国の産児制限プログラムに注入するために国連財団(UN Foundation)を創立したターナーも同様である。[19] アフリカであろうと他の地域であろうと、こうしたプログラムは、貧しい人々に衛生サービスを提供するという慈善の仮面をつけているが、実際には、予防接種などの医薬品で妊娠年齢層の女性の生殖力を奪い、望んでいるか否かに関係なく不妊化を行っている。バフェットが2年前に大半の資産を預けたゲイツ財団は、コフィ・アナンが主導する「第二次・緑の革命」の看板の下、アフリカにGMO種子を導入することも支援している。GMO特許種子の導入は、現在のところ、アフリカの土着の人々から強い抵抗を受けている。

医療専門家は、本当にゲイツの意図が黒人のアフリカ人の健康と幸福にあるならば、未検証の安全でないワクチンに費やした数億ドルを、最低限の上下水道の衛生改善に使うことができたはずだと言っている。糞便で汚染された河川に水を飲みに行く子供に予防接種をすることは、どう考えても健康に意味があるとは思えない。もちろん、アフリカの上下水道システムを浄化すれば、アフリカ大陸の健康状態は革命的に改善する。

世界的な人口削減のために新型ワクチンをというゲイツのTED2010の発言は、決してその場で即興で出た言葉ではない。そうとは思えない人がいれば、TED2009の年次総会のプレゼンテーションでもゲイツは殆ど同じようなことを言っており、地球温暖化を防ぐ意味で人口削減のことを語っている。神のごとく全能なグッド・クラブの人々にとっては、人間=CO2であり、人間の存在そのものが汚染のようだ。


Facebook・船木 威徳さん投稿記事  【 支配者たちの「急所」 】

私を含め、多くの日本人は、小さな時から「そんなことをしたら笑われるよ」「人に笑われないようにしなさい」と言われて育ったのではないでしょうか?

箸の持ち方ひとつ修正するのに、「そんな変な持ち方をしていたらお友だちに笑われちゃうよ」などと。

私は、小学生の頃から不思議でした。

学校でも、例えば、先生の口癖のまねをしたり 教科書やテスト用紙の絵に、落書きしたり

するだけで、友だちが大笑いしてくれる。

人が笑ってくれるのが非常にうれしく、私もとても幸せな気持ちになれる。

それなのに、なぜ「笑われるようなこと」をしてはいけないのか?

誰かに笑われる、笑ってもらえるというのはすばらしいことではないのか?

前に、少しだけ書いたことがありますが、小5の時から通っていた塾で、私が作って、回し読みさせていた自作の「本」が友だちの親にばれたことがあります。

そもそも、その友だちが間違って、自宅に持ち帰ったことが原因なのですが、見つかったきっかけが、彼が家で勉強中にこっそり私の「本」を読んでいて、夜中に大笑いしていたことらしいのです。

その友だちの母親からうちに苦情の電話があり私も、魂をぶちのめされるくらいに怒られました。笑。

でも、なにが悪いのか?

なぜ、人が大声で笑ってしまうくらいおもしろい本を作ったことで、怒られないといけないのでしょうか?

せまい分の周りのことだけでなく、世界で起きていることを、頭のなかで整理しすこし離れた位置から眺めて見るとします。

(私は、あのグーグルマップの、空を飛ぶ人形になったつもりで想像しています。)

そうすると、なんとなく、この世のあり方が、ひとつの方向に向かうように、意図されているのではないかと感じるのです。

それは、人と人を分断し、笑わせなくさせる、というもの。

支配者がこの世界を意のままに、人間たちをコントロールしてゆくのに非常に都合がいいのは、普段から、私たちが自分の力で、自分から考えることをやめてしまうことでしょう。

そして、これが正しい、これが答えだ、これで安心、これに期待しろ、これが『 唯一の道だ!! 』というメッセージに素直に従ってくれることです。

そのために、うまくできたもので、不安、恐怖、嫉妬、といった負の感情をあおり、私たちを、私たちの負の感情に縛り付けます。

人間は、不安や恐怖から逃げるために、何も考えないで「知らん顔をしている」という方法もとります。無気力になってしまうのです。

こうした目論見通りの人びとの反応を作り出し少しずつ、自分で考えずに、盲目的に「社会の多数派がそう考えているかのような」作られた世論に従わせるのではないでしょうか。

そのために教育、マスコミ、娯楽、広告など巧みにコントロールされた方法をとりながら

従順な人間を作り出し、社会の作られた方向に素直に歩いて行ってくれる人間を増やすのです。

強盗や誘拐、殺人など残虐な行為、災害に加え今回のコロナもそうですが、人びとが、不安、恐怖を感じるようなストーリー、映像を豊富に見せながら、そこには「どうすべきか?」という問題解決に参考となる選択肢は見せません。

当然です。私たちに考えさせないためです。

これが正解だ。これが唯一の方法だ。これに従わないと、もっと怖いことが起きる。

というメッセージを送り続けます。

同時に、人びとは継続する不安や恐怖にも耐えられなくなるので、そこには、なんの意味、意義もないテレビ番組や映画、セックスを消費させるだけの装置を与えます。

スポーツは本来、努力を重ね、自分の限界を超える選手の姿を見せることで、私たち各人が

与えられた役目を全うするための励ましやアドバイスを得させてくれる意義があると考えますがこれも、それぞれが自分のこととして考える時間を与えないための娯楽にしてしまいます。

私は、あらためて、こうした私たちをコントロールし、支配しようとする人間たちの企てに抵抗するには、どうしたらいいのかもう何十年も考えてきました。

もちろん、重要なことは、少しずつでもいいので自分で学び、自分で情報を集め、できるかぎり先入観を捨てて、ものごとを自分の頭で判断し自分の意見、方針を打ち出すことでしょう。

同じくらい、重要なことがあると思います。それは、その支配者たちを、「笑う」ことです。意図して、計画して私たちを支配しようとする者たちを笑うのです。

私たちを不安や恐怖に縛り付け、大事なものを奪いどうでもいいもの、無価値なものに、

私たちの気持ちを釘付けにしようとするそのような悪魔的な行為を、理解した上で

徹底的に、笑うのです

まともに議論したり、訴えたりしたところでとてつもない権力や歴史、伝統や実績を持つ者たちに残念ながら、私たちはあらがう術はほとんど持ちません。

しかし、私たちが本来、生まれながらに手にしている強力な武器は、『 笑う 』ことです。そのために学び、考え、相手の目論見通りに「集まることをやめない」で、知恵を持ち寄って、支配者たちのやっていることをできるかぎり理解し常に『 笑う 』のです。

だれも、私たちから「笑い」を奪えません。

笑っている相手は、明らかに自分を認識しているわけですから、これまでのように、気づかれないでコントロールし続けられません。

「笑い」は、不安や恐怖を覆い尽くしてしまいます。

自分勝手なプライドを持つ者にとって、大きなダメージをもたらすのは剣ではなく笑い飛ばされることです。

「笑い」は、人と人を結び合わせます。ですから、支配者は人びとが集まり、結びつくのを

非常に恐れます。互いを孤立させようとします。(コロナの方針もまったくこの通りですね。)

「笑い」は、練習すれば、すぐに実行できます。

偉そうなことを言ったり、やったりしている人がパンツにすこし、う○こをもらした様子を

想像しましょう。私たちの生活のなかには笑いがあふれています。

私は、サンドウィッチマンや中川家の動画をよく見ますが、それは、彼らが、私たちが

日常よくあるできごと、普通にみかける人びとをあえて取り上げることで、なぜか笑ってしまう技術に非常に魅力を感じるからです。

そして、それは、普段から、習慣づけて笑い、他人にコントロールされないスキルを考える

ヒントになると考えているからなのです。

真実はそう簡単には見えてきません。

情報をあちこちから見て、考えて、話し合い自分の意見、方針を立てたら、自信をもって

それを守りましょう。

脅されたら「笑う」、叩かれたら「笑う」。笑われたら、それこそ、一緒に「笑う」。

それでも、こそこそと、私たちをだまし、ときに責め、「笑われるぞ」と脅してくる相手を

大声で、笑ってあげるのです。

笑われて、それを喜んで、一緒に笑えることこそ私は、人としての最強のスキルだと思いますし中途半端な権力者は、この笑いに耐えられません。

それは、本当は人として弱いからなのです。

弱いから権力に媚び、それを求めるのです。

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「ボクは芝居を『演じている』と見られるのが一番嫌いだ。オーバーな演技やクサい芝居をしていると『そんな奴はいねえだろ』となってしまう。

『いるいる、こんな奴が』と思ってもらいたい。

『らしく見える』のが一番大事だ。」

~志村けん

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~王子北口内科クリニック院長・ふなきたけのり


コズミックホリステック医療 俳句療法

吾であり・宇宙である☆和して同せず☆競争ではなく共生を☆

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