https://www.wakasa.jp/articles/entry/bg_69 【免疫力を高める"ファイトケミカル】より
今回は、免疫力を高める"ファイトケミカル" という物質についてお伝えしていきます。
●"免疫力"とは
免疫とは身体に侵入してきた細菌やウイルスから身体を守る働きを言います。
様々な細菌やウイルスに対し、免疫が正常に機能している場合、免疫力が高いと言えます。
●"抗酸化作用"と"免疫"
"抗酸化作用"という言葉を耳にしたことはありませんか。
抗酸化作用とは、老化、がん、生活習慣病を招く過剰な活性酸素を除去する働きを言い、活性酸素が適切な量になることで免疫も正常に機能する、つまり免疫力が高くなると言われています。
体内に存在する酵素や、野菜・果物に含まれる栄養素・物質の抗酸化作用によって、体内の免疫は正常に保たれているのです。
●"ファイトケミカル"と"免疫"
食材に含まれる抗酸化力の強い栄養素・物質の代表として"ビタミンC"や"ビタミンE"、"ポリフェノール"があります。
ポリフェノールはお茶の成分である"カテキン"や、ブルーベリーの"アントシアニン"などが代表的です。
そして、このポリフェノールなどの総称を"ファイトケミカル"といいます。
"ファイトケミカル"とは「ファイト(phyto)=植物」「ケミカル(chemical=化学物質」と訳し、植物が紫外線や害虫から自身を守るためにつくり出す化学成分のことを言います。
多くのファイトケミカルには強い抗酸化作用があると言われています。
そのため、ファイトケミカルは過剰な活性酸素を除去し、免疫力を高める働きがあると言えます。
https://plant-gift.jp/cinnamon-kounou 【シナモンの5大効能が話題!血管強化とリラックスにも期待】 より
シナモンに含まれる代表的な4つの栄養素
(1)シンナムアルデヒド
シナモンの独特の香りのもととなる成分です。シンナムアルデヒドは健康維持効果があると言われるファイトケミカルの一種で、抗菌作用、風邪の予防効果、消化促進効果、毛細血管の老化防止効果などがあります。但し、この成分は胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため妊娠している女性は摂取を控えるようにしましょう。
(2)鉄分
鉄分は、シナモン100gあたり7.1mg含まれています。鉄は、赤血球を作るヘモグロビンの構成成分となっているため、不足すると貧血をはじめイライラや肌トラブルなど様々な不調に見舞われます。シナモンには鉄分が豊富に含まれているので、鉄分不足からくる不調の改善が期待できます。
(3)カルシウム
シナモン100gあたり1200mgのカルシウムが含まれています。カルシウムは骨や歯に関わる重要な栄養素で、鉄分と同様に不足すると様々な不調のもとになります。カルシウムが豊富なシナモンを摂取することで骨粗鬆症の予防になりますし、イライラなどの症状を鎮める効果も期待できます。
(4)カリウム
シナモン100gあたり550mgのカリウムが含まれています。カリウムには余分な水分を排泄する効果があるので、むくみ改善の効果が期待できます。その他、ビタミンB群、ナイアシン、亜鉛などの栄養素も含まれています。但し、スパイスの一つであるシナモンを大量に食べるのは難しいので、シナモンで必要な栄養素を摂るというよりは補助的に活用するのがいいでしょう。
なお、シナモンの香りの成分の一つである「クマリン」という物質には毒性があり、大量に摂取すると肝障害を起こす危険性が指摘されています。シナモンの1日当たりの摂取量としては0.6~3g程度が適量と言われていますので、身体にいいからと言って過剰に摂取しないように気をつけましょう。
シナモンに期待できる5大効能とは
(1)毛細血管の修復効果
シナモンには、毛細血管を修復する効果があります。毛細血管には様々な栄養素を体の隅々に運ぶ役割がありますが、加齢やストレスなどによって脆くなり簡単に消滅してしまいます。シナモンに含まれるシンナムアルデヒドには、ボロボロになった毛細血管を蘇らせ、若々しい状態を維持する効果があります。また、毛細血管の強化は冷えの改善にもつながります。
(2)アンチエイジング効果
肌に栄養を運ぶのは血液の役割ですが、シナモンには前述のように毛細血管を修復する効果があるので、毛細血管の減少によって生じるシミやしわ、たるみの予防や改善効果が期待できます。また、血行の促進により新陳代謝がアップするので、肌のみずみずしさを維持することができます。
(3)血糖値を抑える効果
シナモンには血糖値を抑える効果があり、実際にⅡ型糖尿病の患者への投与で、血糖コントロールの改善作用、糖代謝改善作用が確認されています。
(4)むくみの改善効果
水分代謝を調節する作用があるといわれており、体内の余分な水分を排出する効果があるのでむくみ予防に効果を発揮します。
(5)リラックス効果
シナモンの香りには心をリラックスさせる作用があります。アロマテラピーでも、抑うつ状態や気分の落ち込みの解消に役立つとされています。また、脳機能を高め、記憶力を向上させる効果も期待できると言われています。
https://www.chietoku.jp/mon-in-the-garden/?fbclid=IwAR2Bg0IkbpiDCrRUduOYshXc8WryXSWU9GZFk2yHisRSUIGFifmC1x1l3TI
【植物の害虫・カビ対策にシナモンパウダーを活用する|庭仕事のプロが支持する防虫・防カビの裏ワザ】
ガーデニングは楽しいものです。花を育てて楽しむだけでなく、家族や友人を呼んで団欒のひと時を過ごせることもガーデニングの魅力ですね。 だけどそんな綺麗なお庭を維持するために、化学薬品を使って虫を駆除したりカビを撃退したりはしていませんか?実はキッチンのあるスパイスを使うだけで、化学薬品に頼らず快適なガーデニングを楽しむことが出来るんです。
そのスパイスは、シナモン。
庭仕事のプロからも支持されているシナモン、一体どんな効果が期待できるのでしょうか?
菌類の繁殖を防ぐ
湿っていて、適度に温かい鉢植えの中は、雑菌の温床になる可能性があります。それによって発生するカビは、植物を弱らせてしまいます。そんな時役に立つのがシナモンです。実はシナモンは殺菌剤としての効果があるのです。もしカビを発見したら、土にシナモンパウダーを撒いてみてください。葉っぱにカビが発生している場合、シナモンオイルを吹き付けてみるのも効果的です。
苗を守る
生えたての苗は繊細です。ちゃんと大きな植物に育つまで、きっちり守ってあげる必要がありますね。シナモンパウダーを、そっと苗のまわりに撒いて見守ってあげてください。苗のまわりに望まぬキノコがぬくぬくと生えてくる危険性は薄らぐはずです。
挿し木にも効果絶大
株の一部を切りとり、発根させて増やす挿し木をする時も、シナモンは効果絶大です。株の切った断面に、シナモンを塗布して、1時間ほど逆さまにして染み込ませることで、植えた時により強い根をはる手助けをすることができます。
植物の治癒も助ける
シナモンの殺菌作用は、植物の自己治癒能力さえも助ける可能性があります。もし電気バリカンで切りすぎてしまったときや、突風で植物が傷ついてしまった時、そっとシナモンを撒いてみましょう。
アリさん対策
植物を危機に晒すのは、何も菌類だけではありません。お庭にいつもいる、あの小さなアリたちも植物にとっては脅威となりえます。そんな時も効果を発揮するのは…もうお分かりですね。アリは、シナモンのスパイシーな匂いが好きではありません。しかもアリにとって、シナモンは有害です。シナモンを撒いておくことは、アリを植物に寄せ付けない上でも大変有効なのです。
まさか…蚊対策にも
蚊を寄せ付けないために、蚊取り線香や防虫スプレーを乱用する必要はありません。蚊対策になる上に良い香りがするシナモンオイルは、簡単に作れちゃうのです!用意するものはこれだけ。
■ ガラス瓶
■ シナモンスティック
■ オリーブオイル、もしくはひまわり油
シナモンスティックをガラス製の密閉容器の中に隙間なく入れたらオイルを注ぎ入れます。このとき、スティクがオリーブオイルでしっかりと隠れるようにしてください。2~3週間このままおき、しっかりとした濃さになるまで待ちます。2~3週間が経過したら、残っているシナモンを取り出してください。これで、シナモンオイルの出来上がり!ハンカチに染み込ませて窓際に置いておくだけで、うっとうしい蚊の侵入を防ぐことができます。
まさかシナモンにこれだけ多くの効能が隠されているなんて!化学物質ゼロで、これだけ防菌や虫除けの効果が期待できるのは嬉しい限りです。もしまわりにガーデニングが大好きなお友達がいたら、この記事をぜひシェアしてあげてくださいね!
0コメント