Facebook・布施 純郎さん投稿記事 【新型コロナウイルスのワクチンは難しい。】
日本政府やマスコミはワクチンができるまで、頑張りましょうと話すが、それは本当でしょうか?
2003年に流行ったSARSのワクチンは、17年間できていません。デング熱のワクチンも以下の理由でできていません。
その理由を東大の児玉龍彦教授は、ワクチンの接種により起こる「抗体依存性感染増強(ADE)」と呼ばれる現象だと話す。デング熱では、ワクチンを打った後、変異したウイルスに感染すると、不十分に抗体で中和されると、免疫細胞が暴走(サイトカインストーム)し、症状を悪化させてしまうという現象です。
また、北里大学獣医学の研究室の高野友美准教授は、ADEについて、「抗体と結合したウイルスが、抗体の一部分を認識する受容体を介してマクロファージに感染する。すると、マクロファージは症状を悪化させる因子を過剰に放出し、結果的に症状が悪化してしまう。抗体の量が中途半端であると起こりやすいと考えられているが、どのような条件で起きるのかはよく分かっていない」と説明する。
ですので、SARSではワクチンを打てば、抗体はできますが、その後SARSによる肺炎が悪化することが報告され、SARSワクチンは17年間完成していません。
新型コロナウイルスのワクチンは早期には難しいと思います。集団免疫をつけて行く方が早いと考えます。
Facebook・竹元 久了さん投稿記事
本庶佑氏・ワクチンに警鐘を鳴らす🔺
ノーベル賞学者・本庶佑氏が警鐘「日本でのワクチン開発、治験など現実離れした話」 “新型コロナワクチン”はなぜ難しいのか? - 「文藝春秋」編集部
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ノーベル賞学者・本庶佑氏が警鐘「日本でのワクチン開発、治験など現実離れした話」 “新型コロナワクチン”はなぜ難しいのか? - 「文藝春秋」編集部
「安倍晋三首相は記者会見で、『東京五輪を完全な形で開催するなら(新型コロナウイルスの)ワクチンの開発がとても重要だ』と述べていましたが、それは非常にハードルが高いと言わざるを得ない」「文藝春秋」8月号.....
https://blogos.com/article/470813/ 【ノーベル賞学者・本庶佑氏が警鐘「日本でのワクチン開発、治験など現実離れした話」 “新型コロナワクチン”はなぜ難しいのか?】より
- 「文藝春秋」編集部
「安倍晋三首相は記者会見で、『東京五輪を完全な形で開催するなら(新型コロナウイルスの)ワクチンの開発がとても重要だ』と述べていましたが、それは非常にハードルが高いと言わざるを得ない」
「文藝春秋」8月号のインタビューでそう語るのは、本庶佑・京都大学特別教授(78)だ。本庶氏と言えば、免疫を抑制するたんぱく質「PD-1」を発見し、がん治療薬「オプジーボ」の開発に大きく貢献した功績で、ノーベル生理学・医学賞(2018年)を受賞した。
本庶佑氏(京都大学特別教授) ©共同通信社
最近では、そのオプジーボを製造・販売する小野薬品工業に対し、特許の対価を巡って、約226億円の支払いを求める訴訟を起こしたことも大きく報じられている。
世界を代表する免疫学者でもある本庶氏が、免疫の仕組みを利用するワクチンの開発に否定的なのはなぜなのだろうか――。
世界で「ワクチン開発競争」が激化しているが……
欧米や中国などでは今、「ワクチン開発競争」が激化している。英オックスフォード大学が開発するワクチンは、早くも臨床試験の最終ステージに突入し、米製薬大手のファイザーも独ベンチャーと共同開発するワクチンの初期臨床試験が好結果だったと公表したばかりだ。
日本も例外ではない。大阪大学発の創薬ベンチャー・アンジェスがすでに治験を開始し、年内の実用化を目指しているほか、塩野義製薬も国立感染症研究所と共同で年内にも治験を開始する方向だという。
ワクチン開発への期待は高まる一方だが、本庶氏はこう警鐘を鳴らす。
「そもそも、新型コロナウイルスはインフルエンザウイルスやHIVウイルスと同じように、『DNA』ではなく、『RNA』を遺伝子に持つウイルスです。このRNAウイルスの場合、効果的なワクチンを作るのは難しいことが知られています」
端的に言えば、二重らせんという安定的な構造を持つDNAに対し、一重らせんのRNAはその構造が不安定で、遺伝子が変異しやすい。
「インフルエンザのワクチンを打っても効かないことが多いのは、流行している間に、ウイルスの遺伝子が変異していくからです。遺伝子が変異してしまうと、ワクチンが効きにくくなったり、まったく効かなくなったりするのです」
もし完成しても一部のウイルスにしか効かない
新型コロナもインフルエンザ同様、遺伝子が変異するスピードが非常に速いという。
「中国で発生して以来、世界各地に広がっていく過程で変異を繰り返し、5月末ですでに数百の変異があるという報告があります。ワクチンが完成しても、開発当初とは異なる遺伝子のウイルスが蔓延しているかもしれない。そうなると、一部のウイルスにしか効かないことも十分にあり得ます」
さらに、本庶氏が「首を傾げざるを得ない」と指摘するのが、日本での臨床試験だ。例えば、前出のアンジェスは、大阪市立大学医学部附属病院で臨床試験を開始している。
「日本で開発し、治験までやると言っているグループがありますが、あまりに現実離れした話でしょう」
なぜ日本での開発・治験が「現実離れ」しているのか。その答えは、「文藝春秋」8月号ならびに「文藝春秋digital」に掲載した本庶氏のインタビュー「東京五輪までに『ワクチン』はできない」をお読みいただきたい。
そのほか、ワクチンとは切り離せない副作用の問題や、第二波に備えた検査・検疫体制の具体的な提案、新型コロナ専門家会議の問題点、小野薬品を訴えるまでの詳細な経緯、生命科学を軽視する政治や行政への憤りなど9頁にわたって語っている。
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