若葉の候

http://nukuo.biz/archives/6327.html 【若葉の候の時期は いつまで使うことができる?】より

若葉の候の時期はいつまでになっているの?

季節の挨拶の1つとして若葉の候という挨拶が存在してますが、若葉の候という挨拶使える時期はいつからいつまでとなっているのでしょうか?

若葉の候の読み方はこうなっている?

まず「若葉の候」という挨拶の読み方はどのようになっているのかと言いますと、そのまんま若葉の候(わかばのこう)という読み方となっています。

「若葉」の部分はそのまま若葉(わかば)」という風に読むことができますが、「候(こう)」の部分は「候(そうろう)」とも読めるので間違えたりしないようにしておきましょう。

若葉の候の意味はこのようになっている?

若葉の候の意味はどのようになってるのかといえば若葉が生い茂る頃になりましたという意味になります。

春になると薄っすらと新しい葉っぱの若葉が生えてくるシーズンとなりますし、「候」という言葉には季節、時節といった意味が存在しています。

なので「若葉の候」というのは若葉が生い茂る季節を意味する挨拶となっているわけなのです。

若葉の候の時期はいつからなのか?

若葉の候の時期はいつからになっているのかといえば若葉という言葉は初夏の季語として用いられていまして、初夏の時期は現在でいうところの4月下旬~6月上旬頃もしくは5月5日頃~6月5日頃となっています。

なので基本的に若葉という言葉は5月に使われることが多いのですが、4月下旬頃にもなれば

若葉もぽつぽつと生えてきますので、若葉の候という挨拶は4月下旬頃から使うことができる挨拶となっています。若葉の候の時期はいつまでとなっているのか?

若葉の候の時期は4月下旬頃となっていて、初夏の時期は4月上旬までとなってます。

だけど6月も上旬に入れば梅雨に入ってる地域も存在しますので若葉の候という挨拶を使うのはちょっと合わない時期になってしまいます。

なので基本的に若葉の候という挨拶は5月頃に使われる挨拶とはなっていますが、5月も中頃を過ぎた頃からは若葉と呼ぶには初々しさがなくなってしまってるので若葉の候という挨拶を用いる場合は5月中旬頃までがよろしいでしょう。


https://otonanswer.jp/post/8308/【季節風】  より

そもそも季節風とは 

「今年の春一番が吹きました」「明日は冷たい木枯らしが吹く一日となるでしょう」。天気予報でよく耳にするさまざまな「季節風」には、向きや暖かさだけでなく、私たちの生活に密着した各種の情報が込められています。季節風の知識を身に着けて、普段のお天気の話をワンランクアップさせてみませんか。気象予報士の澤口麻理さんに聞きます。

 まず、気象庁の定義によると、季節風は「季節によって特有の風向を持つ風」のことで「モンスーン」と呼ばれ、一般には、冬季に大陸から海洋に向かって吹く北西向きの風と、夏季に海洋から大陸に向かって吹く南東または南西向きの風のことです。ほかにも、四季折々に吹く特有の風があり、ここではその季節ならではの風を季節風と総称します。

 太陽によって暖められた空気は体積が膨らんで上昇し、逆に、冷えた空気は縮んで下降していきます。下降する空気(下降気流)の下には高気圧が、上昇する空気(上昇気流)の下には低気圧が発生しますが、空気は温度差をなくそうとして気圧の高い方から低い方に向かう性質を持っており、その動きが「風」となります。

 季節風が吹くメカニズムも原理は同じです。たとえば、夏は日差しが強く、日本が属するユーラシア大陸の地表は暖められ、海面よりも気温が高くなります。暖かい空気は上昇し、太平洋の空気がユーラシア大陸へと流れ込んで、日本付近には南東・南西向きの風が吹きます。逆に、冬はユーラシア大陸の方が冷たく、太平洋の空気が流れ込んで北西風となります。

偏西風と季節風の違い

 ちなみに、社会や地理の授業で習う「偏西風」とは、温度差と地球の自転によって生じ、地球の周りを西から東へ向かって吹く風のことです。偏西風は日本を含む北緯・南緯23〜30度付近の地域で吹き、1年中ほぼ同じ方向に向かって吹く「恒常風」としての性質を持っているため、季節風のように時期ごとに向きを変えることはありません。また、季節風はある一定の地域規模であるのに対し、偏西風は地球規模で吹いています。つまり、偏西風と季節風は根本的に異なるのです。

「春」の季節風

【春一番(はるいちばん)】

 冬から春への変わり目の時期に初めて吹く、暖かく強い南寄りの風。日本海を低気圧が通過するのに伴って吹きます。春の季語でもあり、字面では平和なイメージがありますが、突風であることが多く、実は注意したい風の一つ。突風で物が飛んで人や車にぶつかったり、高い場所の看板が落ちてきたりと、春一番の影響による事故が毎年ニュースになります。また、漁船が転覆するなどの海難事故も起きやすくなるほか、南風で急激に暖められた雪が一斉に溶け出し、大雪崩につながるリスクも高まります。立春が過ぎ、春一番の訪れが近づいたら、山や海など天候の影響を強く受ける場所は極力避け、周囲の安全に注意して歩きましょう。

【春疾風(はるはやて)】

 読んで字のごとく、春に吹く突風のことで「春早手」とも書きます。気圧配置が冬から春へ一転するのに伴って生じるため、急激な気圧変化が激しい烈風となって日本列島を吹き荒れます。嵐となる場合も多く、春一番と同様、注意が必要です。

【桜まじ(さくらまじ)】

 桜が咲く頃に南から吹いてくる暖かい風のこと。「まじ」は南風を意味する、広島県など瀬戸内海エリアで使われる呼び名です。三寒四温で春の訪れを心待ちにしている時期にぴったりの言葉で、季語として多くの俳句や短歌にも登場します。桜まじを感じたら、お花見やピクニックの準備を始めるサインです。

「夏」の季節風

【菖蒲東風(しょうぶこち)】

 端午の節句の菖蒲(しょうぶ)湯は、夏の風物詩としても有名です。菖蒲東風は5月5日の前後、菖蒲の花が咲く頃に吹く東風を指します。

 タケノコが生える時期に吹く「筍流し(たけのこながし)」、湿気を多く含み、雨を伴うことが多い「茅花流し(つばなながし)」も。「流し」とは、雨を伴う夏の南風のこと。タケノコが生える時期の長雨は「筍梅雨(たけのこづゆ)」と呼ばれます。

【薫風(くんぷう)】

 初夏の時期、若葉の香りを伴って吹いてくるさわやかな南風のこと。“風薫る”ともいい、すがすがしい新緑をたたえた初夏にぴったりの表現として「薫風の候、いかがお過ごしでしょうか」「風薫る五月となりましたが」など時候のあいさつにも使われます。なお、薫風はそよ風としての意味合いもあり、そよ風を表す類語に「軽風」「軟風」「光風」などがあります。

【風死す(かぜしす)】

 風がやんだ状態のことを「凪(なぎ)」といいますが、「風死す」は酷暑の最中で風がやみ、耐え難い暑さとなってしまったことを表す語です。また、類似の季節風に「土用凪(どようなぎ)」があります。立秋直前の「土用」に風が全くない日のことを指し、晩夏のつらい暑さをしのばせる表現です。

「秋」の季節風 

【秋の初風(あきのはつかぜ)】

 文字通り、秋の到来を告げる風のこと。暖かく湿った夏の風に代わって、静かな初秋の訪れを感じさせる涼やかな風を指します。「古今和歌集」に収載されている藤原敏行の歌「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」にある「風」とは、この秋の初風であるとされています。

【初嵐(はつあらし)】

 秋の初め頃に吹く、強い風のこと。似たような季節風に、台風の古称である「野分(のわき)」や、数日にわたって吹き荒れる「大西風(おおにしかぜ)」があります。野分は地方によっては「やまじ」または「おしあな」とも呼ばれ、「枕草子」には野分について触れた一節も。大陸から海に向かって吹く大西風は海のシケを引き起こし、海難事故につながる恐れもあるため要注意です。

【盆東風(ぼんごち)】

 7月13〜16日の4日間にわたって「盂蘭盆(うらぼん)」という仏教行事が行われますが、盆東風はその時期に吹く東からの風のこと。盂蘭盆を過ぎると「送り南風(おくりまぜ・おくりまじ)」と呼ばれる南風が吹き、秋が深まっていきます。

「冬」の季節風 

【木枯らし(こがらし)】

 天気予報でもおなじみの北寄りの風で、「凩(こがらし)」ともいいます。西高東低の冬型の気圧配置になった証しとされ、その冬初めての木枯らしが「木枯らし一番」です。木枯らしが吹く時期は気象庁の乾燥注意報をこまめにチェックし、肌やのどの保湿、風邪予防、火災防止を心がけましょう。ちなみに冬の乾燥した風を表す語には、関東地方などで使われる「からっ風(からっかぜ)」があります。

【星の入東風(ほしのいりごち、ほしのいりこち)】

 旧暦10月(新暦10月下旬〜12月上旬頃)に吹く北東の風です。星はおうし座にあるプレアデス星団の「昴(すばる)」を意味し、星の入東風は明け方、昴が西の空に沈む頃に吹く風を指します。ロマンチックな名前とは裏腹に天気の急変や天候不順をもたらすため、中国の船頭の間では注意すべき風として扱われていたようです。なお、旧暦10月頃に吹く西風は「神渡し(かみわたし)」といい、各地方から出雲へ渡る神々を送るために吹く風という意味です。

【八日吹(ようかぶき)】

 旧暦12月8日に吹く荒れた強風のこと。東北や山陰地方ではこの日になると、雪を伴った八日吹が吹くとされていました。似たような語に、旧暦12月頃に吹く東寄りの風「節東風(せちごち)」があります。節東風は1週間ほど吹き続け雨を伴う場合も。立春を過ぎると、節東風は晴れを誘う「雲雀東風(へばるごち)」へと変わり、春の訪れが徐々に感じられます。

風から「日本の四季」を読み取る 

「ほかにも、地方ならではの表現や方言と結びついた季節風がいくつもあります。帰省した際、親やお年寄りに『この風はうちの地方では特別な呼び名があるの』と尋ね、知識の幅を広げてみましょう。季節の変わり目に吹く風に耳をすませば、日本ならではの美しい風の名前と四季を楽しめますよ」(澤口さん)

(オトナンサー編集部)

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